今年は昨年と違い、「梅雨らしい梅雨」の天候が続いています。加えて、週末にはダブル台風も接近する予報となっています。治療所の湿度計も70%を超える日が続いています。
当院でも、このような高い湿度の影響を受けて体調を崩される方が増えています。
最近特によくみられる症状としては、
・痰の多い咳
・微熱
・寝違え
・神経痛やしびれ
・めまいやふらつき
・軟便や下痢
・睡眠の質の低下
・アトピー症状の悪化
・気分の落ち込みや、うつ症状の悪化
・のどの痛みなど、風邪によく似た症状
などがあります。
一見するとそれぞれ別の病気のようですが、この時期特有の湿気が大きく影響していることも少なくありません。
今年の梅雨は、例年より気温が低めで推移していることも影響していると考えられます。
東洋医学では、人は体表や毛穴を通して外界と気を交流させていると考えます。しかし、高い湿度に加えて気温も低いと、汗として余分な水分や熱を十分に発散できなくなります。その結果、体内に余分な水分や熱がこもり、さまざまな症状として現れてくるのです。
こうした症状がみられる方には、いくつか共通点があります。
・雨続きで散歩など普段の軽い運動ができていない
・果物や甘いものをよく食べる
・就寝前に冷たい飲み物や食べ物を摂る習慣がある
前回の投稿でもお伝えしましたが、水分代謝が低下すると、体内に余分な水分が停滞します。さらに東洋医学では、その水分によって「陽気」の巡りが妨げられ、本来であれば汗や大小便とともに排出される熱が体内にこもることで、風邪のような症状やアトピー症状などが現れると考えます。
前回ブログ「梅雨の心身不調とその対策」
このような状態では、抗生物質を服用しても十分な改善がみられない場合があります。
梅雨明けまでもう少しです。
水分代謝を意識し、冷たい飲食を控えながら、室内で軽い体操やストレッチなどを行い、汗をかく機会を少しでも作ることが、この時期を元気に乗り切る助けになります。
どうぞお身体を大切にお過ごしください。





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