本日は瀧谷不動尊へお参りし、クリステン先生(以後、親しみを込めてクリス)のお滝修行デビューに立ち会いました。
今回、私は先達として同行し、お滝に入るための作法や準備を務めさせていただきました。
道中で知ったクリスの感性
お滝場へ向かう道中、さまざまなお話を伺いました。
クリスは鍼灸師として日々多くの患者さんと向き合っていますが、その話を聞いていると、とても感受性の高い方であることがわかります。
患者さんが楽になられる一方で、患者さんの辛かった場所が良くなると、ご自身も同じ部位に違和感や辛さを感じることがあるそうです。
もちろん、その現象をどのように解釈するかは人それぞれでしょう。
しかしクリス自身は、患者さんの気を受けている感覚があることを自覚されていました。
そうした話を聞きながら、「この方は想像以上に繊細な感性をお持ちなのだな」と感じていました。
お滝を開く
お滝場に到着すると、まずはお祀りされている仏様方へご挨拶を申し上げました。
その後、護身法を施し、結界を張り、龍神であるお滝をご神体として、そのご神体の中へ入るための作法を修します。
そしてお滝を開き、修行の場を整えました。
これら一連の所作は、私が執り行いました。
準備が整ったところで、クリスはいよいよお滝へと向かいます。
お滝の中で起こったこと
クリスがお滝に打たれている間、私は浄化のための祝詞とマントラを奏上しました。
お滝に入って間もなく、私にはクリスがトランス(変性意識)の状態へ入ったように感じられました。
その最中、不思議な光景を目にしました。
真新しい純白の行衣が、まるで光を帯びたかのように見えたのです。
しかも、その光が広がっていくように感じられました。
「私の目がおかしいのだろうか?」
そう思い、何度か瞬きをしてみました。
しかし、それでも同じように見えます。
しばらくするとその光景は落ち着き、やがてクリスは無事にお滝から上がってきました。
大きな浄化
最後に二人でお滝場の気を閉じ、初めてのお滝修行は無事終了しました。
修行時間そのものは決して長くありませんでしたが、私には非常に大きな浄化が起こったように感じられました。
そして修行後、クリスが体験したことを話してくれました。
お滝に入っている最中、突然、自分の身体が光り始めたように感じたこと。
さらに、首の周囲に黒っぽい龍のような存在を感じたこと。
その話を聞いた瞬間、私の頭に浮かんだのは倶利伽羅竜王(くりからりゅうおう)でした。
倶利伽羅竜王とのご縁
倶利伽羅竜王は、お滝場の入口近くにお祀りされている龍神様です。
今回も、お滝に入る前にご守護をお願いしていました。
私はこうしたものを視覚的に見ることはほとんどありません。
しかし、感覚的には理解できることがあります。
だからこそ、クリスの話を聞いた時に、自然と倶利伽羅竜王のお姿が思い浮かびました。
もちろん、それが何であったのかを断定するつもりはありません。
ただ、修行の場では時として理屈だけでは説明できない体験が起こることがあります。
おわりに
初めてのお滝修行を終えたクリスは、とても晴れやかな表情をされていました。
今回の体験が、今後の人生や治療家としての歩みにどのような影響を与えていくのか、それはまだ分かりません。
しかし、この日の修行が大きな節目になったことだけは間違いないでしょう。
クリスとまた一緒にお滝へ入る機会があれば、今度はどのような体験が待っているのか。
今から楽しみにしています。 (笑)




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