日々のしおり

八百万の神と自分

よもやま話

 世界中で最も多様な宗教が存在しているのは、実は日本だと言われています。

 そんな中でも、神道は古くから信仰されてきています。

 神道の考えに、八百万の神というものがありますが、あらゆるところに神が存在していると言う事ですよね。

 鍼灸医学は、ひとりひとりに「神」が宿っているのが前提で成り立っています。

 あなたも筆者も、神様なのですねぇ。

 八百万の神というだけあって、中には人に災いする神様も、なんとお社まで作ってお祭りしてしまう感性を持ち合わせているのですねぇ、この国では。

 外国でも、破壊の神、シバ神なんて言われているのですから、無くてはならない何らかの必要なお働きがあるのでしょう。

 そんな「神様」をも宿している自分自身なのですが、時に自分自身を見失ってしまう時があります。

 いったい自分が何を考えているのか、何をしたいのかが分からない。

 自分の身体に、こころに何が起きているのか分からない。

 時に、誰にでもあることだと思います。

 そんな時、筆者は自分自身に対して、「失神状態」だなと感じます。

 でも自分の中に神は居る。

 目を閉じて、呼吸に意識を向け、じっと自分の心の動き、身体の感覚に合わせます。

 もう、これだけで「得神」だと思うのですよ。

 自分が分からなくなっても、お腹は動いているし呼吸もできているし。

 それだけでいいのじゃないかと、筆者は思うのですが・・・

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