日々のしおり

【首が回らない…その原因は昨日食べた「甘いもの」だった!?】

酒井 つぐみ

「首が寝違えたように痛くて回らなくなって、しんどいんです…」
先日来院下さったある患者さんのお話。
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東洋医学では、痛い場所を診るのではなく、その痛みが起こった背景を探っていく。
最近の食生活やストレスを含め、この痛みの原因を聞き出すと、
「そういえば、昨日、デザートをめっっちゃ食べました!」との答えが。
普段から、「甘いものは控えてくださいね」とお伝えしているが、大量にお菓子をもらってバクバク食べてしまったそう。
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甘みには身体をゆるめる作用があると考えている。
しかし、摂り過ぎると気の流れも詰まりやすくなって、余分な水分や気の停滞を起こしやすくなる。
さらに、水分代謝も悪くなり、身体の中に余分な水分がたまり、巡りにくくなると考える。
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原因が分ったら、その状態をどう改善するかを考えながら治療を組み立てる。
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身体の状態を診ながら、いろんなツボを使ってみたが、なっかなか反応が今ひとつ…。
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最終的に選んだのは「瀉血(しゃけつ)」。
専用の器具を使って少量の血液を出し、身体にこもった熱を抜くことを目的とする東洋医学の治療法。
血を出すことによって、身体にこもった熱も一緒に出ていく、と考える。
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胃腸に熱がこもっていると判断し、関連する指先のツボから熱を抜くイメージで少量の瀉血を行った。
すると、その場で首が動くようになり、痛みも改善した。
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数日は食べたいだろうけど、甘いものはちょっと我慢してくださいね!と伝え、その日は終了した。
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東洋医学では、同じ「首の痛み」でも原因は人それぞれ。
食べ物だけではなく、ストレスや睡眠不足、疲労によって起きることも。
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人によって体質が違うので、同じ食べ物を食べても、ストレスがかかっても、
不調になる人もいれば、なんともない人もいる。
あくまで大切なのはその「人」の体質をもとに、「なぜその症状が起きたのか」という背景をみていくこと。
同じ首の痛みでも「この人の身体は何を伝えているのか」、を大事にしていく。
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そのために、初診は2時間ほどかけて「人」を診る。
どんな生活をしていて、どんな性格で、何を感じながら毎日を過ごしているのかー。
症状だけでは分からない「原因」を探るため、そんな風に、その「人」自身を丁寧にみていく。
症状の背景から整えていくことが、一の会で大切にしている東洋医学の診方。
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「どこへ行っても原因が分からない。」
「その場では良くなるけれど、また繰り返してしまう。」
そんな方は、身体からのサインを一緒に読み解いてみませんか。
気になる方は、相談だけでもお気軽にどうぞ。

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