日々のしおり

【睡眠と緊張】

酒井 つぐみ

どこでも寝られるし、ぐっすり眠るのは大得意。
なのに、次の日に早朝に起きなきゃいけない予定があると、途端に眠りが浅くなっていた私。
「朝早く起きないと!!!」と思って寝ると、なぜか1時間半ごとに目が覚める・・・
今回はこのメカニズムを、東洋医学的に考察してみた💡

東洋医学では、日中は身体の外を巡り、身体を守っている「衛気(えき)」と呼ばれる気があると考える。
それが、夜になり、寝るときになると身体の内に入ってきて、睡眠時に内臓を養う。
つまり、昼は外へ張り出し、夜は内に入ってくる。
身体の外を巡っていた気が、身体の内に納まることで、ぐっすり眠り、身体を休ませることが出来る、と考えている。

ここからが本題。
私にとって早朝の予定は、「起きられなかったら迷惑をかけてしまう・・・。」という、過度のプレッシャー。
(いや、早く寝ればいいのだが、大体寝るのは夜中だから余計・・・)
心が緊張しているので、無意識に身体も緊張したまま状態になる。

ここで、緊張しているときの呼吸の状態を想像してみると・・・。
ー息が勝手に浅くなったり、深呼吸がしにくくなる。
それと同じように考えると、
身体が緊張する
→みぞおち周辺もこわばる
→身体の内側へ気が入りにくくなる
→眠っていても、身体が十分に休まりきらず、目が覚めたり、眠りが浅くて翌日疲れる
という事が起こっているのでは?と、推測した。

もちろん、こうなる要因は緊張だけではない。
遅い時間のご飯や、考え事のし過ぎ、頭の使いすぎ…
こういったことでも、みぞおち周辺が詰まりやすくなり、眠りの浅さに繋がることもある。
実際の臨床でも、このみぞおち部分の詰まりが取れると、数十年来不眠だったのが眠れた、という事もあった。

思い返せば、サンタさんが来る日の前日(笑)や、大きな試験の前・・・
私の場合、頭が興奮していたり、プレッシャーがあるとき、途端に眠れなくなっていた。
「眠らなきゃ!」「明日、起きなきゃ!」と思えば思うほど、身体は緊張していく。

最近は、そんな時に身体がラクで心地いい体勢を探すように、身体の方に感覚を向けるようにすると眠りやすくなることが分かった。
そして、明日のことはまあ寝坊してもなんとかなるしなっ・・・と、ちょっと心を緩められるようになった。
すると、身体がゆるむのだろう、1時間半おきに目が覚めるなんてことがぱったりなくなった。

やはり、身体を優先する方が、なんだかうまくいくなあって実感した出来事でした。

タグ: 東洋医学

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