日々のしおり

そもそも元気とは ー 病気の対語

診察室の窓

この記事について

 元気ですか!!
 普段から、なにげなく使っている元気について書きました。
 病気知らずで元気に生きるコツを、みなさまなりにつかんでくださればと思います。

 病気とは文字通りにみれば、「気をやむ」と読みますが、 さてこの 気とはいったい何でしょう。

 東洋医学における気とは、宇宙・自然界に満ちているエネルギーのことで、人では生命エネルギーそのものを指します。

 宇宙・自然界のエネルギーと生命エネルギーは、その源は同じ・一体なんですねぇ。

元気になるとは、人間に本来備わっている生命エネルギーを回復すること。

 

 では、生命エネルギーを損なうものとはいったい何なのでしょう。

 その答えは、生きているその人の人生の中に在ります。

 その中でも、先ずは気持ちや心の状態が最も大切な位置を占めるのです。

 そもそも気持ちが明るく、何でもおいしく食べることが出来て、夜はぐっすりと眠れて、朝も気持ちよく目覚めれば、そうそう元気を失くして病気になることなんてないのですから。

 意気消沈なんて言葉がありますが、長引いたり深刻になると本当に病となってしまいますね。

 恋愛なんてまさにそうだと思います。

「あの人、私のことをどう思ってるのかしら・・・」

 上記の言葉を、明るく楽しい気持ちで発するのと、不安な気持ちで発するのとでは身体の反応が全く異なります。

 明るく楽しい気持ちだと、どんどん未来が拡がって行くようで夢も膨らみ、元気も充実してきます。

 不安な気持ちだと、どんどん夢も希望もしぼんで、元気が無くなりますよね。

 クヨクヨ考えてしまう状態です。

 身体は、心の状態をありのままに映し出します。

 元気が無くなると書きましたが、 死なない限り元気が無くなるという事は、実は無いのですね。

 お年寄りの方でも、パッと明るい気持ちでうれしいことがあれば、みなさま、元気になったと感じますでしょう。

 元気がないとは、正確には元気が流れなくなった状態なのですね。

 心配って、心を配ることですからひとつのことにこだわるあまり、元気が流れなくなった状態です。

 またあちらこちらに心を配りすぎてしまうと、生命エネルギーが散乱してしまってまとまりが取れなくなってしまいますね。これも元気の流れを損ねます。

 穢れって、気枯(けがれ)だという説もあるくらいですから。神社などではこの 気枯(けがれ) をお祓いして頂くのですね。

 そうしますとね、病気とは元気=生命エネルギーが流れなくなった状態なのですから、元気を回復するにはまず明るい気持ちが大事なのだと思われませんでしょうか?

 しばらく元気についてシリーズで書こうと思っておりますので、みなさま、ぜひまたご来訪くださいませ。笑

 

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