この記事について
滝行を始めたころの瞑眩症状について。2回目、先達から伝授してもらったお滝を開く作法で、直接筆者とお滝がつながった状態で滝行を行いました。
お滝から出た後、大きな船に乗っているかのように大きく揺れる感じがしてまして、嶋田先生が「金澤はん、食らいはったな」って笑いながら言ってたのですが、その意味が翌日、痛みを以てよ~く理解したのでした。苦笑
翌朝、目が覚めたとたん、口内が激しく痛むのですね。鏡で見ると、でっかい口内炎が舌だけでなく口内全体にできてるのです。口内炎というより、水泡ですね。
これまで、よほど不浄を口にしてきたのでしょう。
瞑眩は、口に出てきました。苦笑
たぶん、現代医学的にはヘルペスでしょうね。
ごはん食べられないどころか、会話もままならない状態。苦笑
身体に起きてることは、すぐに理解できました、さすがに。💦
筆者は、酒飲みですので(苦笑)、体内に停滞した余分な水分=痰飲と酒毒の熱を満載持ってるのですね。
その状態でお滝に入ると、表面の陽気は急速にお滝に奪われます。
すると自然である筆者の身体は、心臓を動かす陽気を確保しようとして表面の陽気を犠牲にしつつ、身体の深部に陽気を集めて保持しようとしたのですね。
ところが、痰飲と酒毒の熱も一緒に深いところに入ったものですから、身体の中心部を流れる衝脉と言われる経絡が満杯になったのですね。
そしてその病邪が、衝脉を伝って一気に口内に突き上がるように流れ込んで、たくさんの水泡を生じさせたわけです。
上あご全体は、水でパンパンになり、破水してつぶれた後、大きく皮がべろりと剥がれました。💦
これには、参った。苦笑
漢方薬と鍼で、2日ほどで一旦は治まりました。
がっ!
翌週、お滝を頂いた翌日にまた再発です。
結局7月中、お滝の翌日に4回続けて再発しました。
これは偶然で済ませられないですよねっ。
身体の毒だしとはいえ、辛かった… (なみだ目)
嶋田先生も、初回の時、お滝に入った瞬間、激しい頭痛と首が折れるように痛んだそうです。
その頭・首の激しい痛みは、鍼しても無効。
仕方ないので鎮痛剤使用しても無効。
筆舌に尽くしがたい苦痛だったと語ってました。
それでも、筆者と同じく、お滝には入り続けたそうです。
筆者の知り合いを連れて行った女性も、お滝後、高熱が出ました。
が、当院に研修に来ている、酒井つぐみさんは、善くも悪くも何の変化も無いというのですねぇ。
つぐみさん、確かに毒気のなさそうなかわいい女の子ですが。笑
先達が言うのには、お滝に入ると心身ともに、いろいろと出てくることが多いけれど、最初はつらくても、お滝に入る回数の間隔を詰めるのが良いらしいです。
筆者、先達が居なかったら、もう二度とお滝には行って無いでしょうね。
つづく
滝谷不動尊 お滝場入り口
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