当院には、運動器疾患だけでなく、内分泌・循環器・腫瘍・皮膚疾患・胃腸内臓疾患・婦人科疾患・精神疾患など、様々な病気の方が来院されます。
中には、霊障や生霊、たたりが原因となって発病された方もいらっしゃいます。このような場合、呪術を施します。これはいずれ書きますね。
さて、様々な病気を開業以来40年近く診てきて思うことは、肉体面ばかりが問題にされて、心の問題が大きく見落とされているケースが非常に多いことです。
たとえ腰痛であっても、怒りや焦り・イライラ、持続的な緊張が根本的な原因となってることは、珍しくありません。
このような場合ですと、心の問題が解決しないと、鍼治療で一旦は治っても、繰り返し再発いたします。
また欝や双極性障害などの精神疾患も、心の問題であるのに薬物で治療しようとします。薬物で心に抱えている問題は、解決しないというのが筆者の考えです。
現実的に解決すべき問題を探し出して対処したり、自分が執着していることや、トラウマ・こだわりに気づいて手放すなどのことをしないで、漠然と精神薬を服用し続けても、なかなか楽にはなりませんし完治いたしません。
欝は、病気ではありません。心や気持ちがうつ状態になっているだけです。
これを病気と診断されると、意識はそこで固定され、服薬を延々と続けなければならなくなります。
病気だと診断されて、ホッとされる方もいらっしゃいます。
自分に起きたことの原因がわからずに悩み苦しまれて、原因が「病気」のためといわれて、とりあえずホッとされたのだろと思います。
他の疾患も同様です。背景には、必ず発病に至る理由があります。
病というのは、生きている毎日の生活の中で起きることです。
心身に不調が起きた時には、いったん立ち止まって、これまでの生き方や生活を振り返ることを、命が要求しているのです。
問題解決の糸口は、生きている毎日の生活の中にあります。
ところが病院で、いったん病名がつけられると、自分の人生から心身は切り取られてしまいます。
人生で生きる喜びを感じていると、人間はそうそう大きな病にならないものです。
生きる喜びとは、例えば自分の心と身体と魂が統合された状態で、お酒やご飯が美味しいとか、家族や友人の顔を見るとうれしいとか、空を見上げると気持ちいいとか、そういった日々の些細なことの積み重ねにあるのではないでしょうか。いわゆる右脳優位の意識です。
当院では、心と身体と魂の統合を促すために「自分とつながる呼吸瞑想」を行っています。
ご興味のある方は、以下にリンクを貼っておりますので、お立ち寄りください。
自分とつながる呼吸瞑想会
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