久々にお滝修行について書きます。
お滝修行を始めて、約1年半。その間、修行回数は200回を超えました。
結構足繁く通っているのですが、お滝修行を初めてから、自分にどのような変化があったのかを書いてみたいと思います。
1.自律神経が整い、暑さ・寒さに強くなりました。
元々、風邪は引かないのですが、お滝に入るようになってさらに風邪は引かないのだなぁと、益々自信のようなものが出来ました。
夏でも真冬でも、お滝の後は身体がすっきりとして爽快感があります。
また冷暖房の設定温度が、夏は高い目、冬は低い目になりました。とにかく、寒暑には強くなりました。笑
冬季の朝の洗顔も、お湯を使わなくなりましたね。笑 むしろ、冷たい水で洗顔する方が、意識も体もシャキンとしますね。
また、立ちっぱなしで診療していて、足が冷えたなぁ~と思っても、診療を終えて帰路について歩き始めると、すぐに足が温かくなります。これはありがたいですね。
ちなみに、高血圧症とか何か持病をお持ちの方は、お滝修行を行うには注意が必要だろうと思います。
なにせ、夏冬関わらず、身体の変化は大きいものがありますので。
2.後先のことに、あまり煩わせられなくなった。
以前よりも、「いま・ここ」のマインドフルネス状態になりやすくなったように思います。
現代人の疲労は、明日のことや過去のことに思い煩ったり考え込んで疲れてしまうことが大半です。
筆者が最もマインドフルネスになる時は、実は冬のお滝に入る直前です。
お滝場へ向かう道中では、今日はやっぱりやめておこうとか、いやいや先達たちが言ってることは、継続してみないと分からないしなぁ~とか、それこそ迷いの真っただ中。
そして震えながら行衣に着替え、何者かに引き寄せられるようにお滝の前に立ち、護身法などを施してお滝に入ると決めた瞬間からは、心の中が真っ白になります。この時の感覚は、我ながらなんとも形容しがたい不思議な感じです。笑
お滝に入ると、流れ落ちてくる水が、冬場は冷たいというより痛いと感じます。滝に打たれている間は、冷たさを受け入れて身体の力を抜き、祝詞や真言、お経を唱えます。
その間、色々と妄想や煩悩が湧いてきます。
ある時は、上の滝口から木片とか蛇とか、何か落ちて来るんじゃないかといった恐怖にとらわれる時もありました。
また滝の流水が当たる肩・背中や足が冷えて感覚が無くなると、身体感覚に集中すると同時に、低体温で滝から出ることが出来なくなるのでは…といった恐れも湧いてきます。
一方では、身体感覚に集中しながらも、一方の頭はあれこれ不安と恐れでじっとしていません。苦笑
そして寒さのピークは、お滝に入ってるときよりも、お滝から出てからの方が寒く感じます。
滝の流水は痛いのですが、お滝から出た後の濡れた行衣が、とんでもなく冷たく感じるからです。
3.カルマ落とし
これに関しては、実際のところ、よくわかりません。苦笑
ただ、元々自分の中にあって、普段意識してないものが、あぶりだされてくるのは実感としてあります。

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