みなさま、こんにちは!
シリーズ東洋医学的な『予防の基本と考え方』、なんと12回目です。
どこまで書き続けられるか、挑戦! といったところです(*^-^*)
話の元ネタは、2000年前の書物<黄帝内経ーこうていだいけい>です。
さて、今回から睡眠についてのお話です。
睡眠は、人間の三大欲求=食欲・性欲・睡眠欲の内のひとつ。
睡眠って、健康的に生きるには、と~っても大切なことですよね。
これまで書いてきましたように大事なことは、
まずは自然に適った生活。
今のこの時期ですと、春の気に寄り添うような心持。
この二つが睡眠と深く関係してます。
もちろん、他に関係することも、た~くさんあります。
が、ざっくりと大きく見てのお話ということで進めて参ります。
先ずは睡眠時間と深さです。
睡眠時間、どのくらいの長さが良いとは書かれてないのですよ。
そらそうですよね、当時は時計なんてなかったのですから。
それよりも、体感、感覚的な経験を背景に書かれているのですからね。
深さに関しましては、最も夜が深まる頃に、人間の睡眠も深くなると説かれています。
ですから12時までに寝るのと、12時を過ぎてから眠るのとでは、同じ睡眠時間でも、身体への作用は全く異なります。
これが毎日ですと、なおさらじんわりとその影響が身体に現れて参ります。
時間は足りてるけど今ひとつすっきりとしないって方には、このシリーズのどこかで、押さえどころが見つかるかもしれませんよっ♪
自然界の太陽の動きに寄り沿いなさい。
これは大事なことなんです。
春は早めに寝て、冬に比べて少し早く起きて、ゆっくりと動作するのがいいんだよって記されてます。
日の出・日の入りって、季節によって異なりますでしょう。
人間もこの昼と夜の時間の長さに合わせなさい、寄り沿いなさいってことですね。
ん~、しょっぱなから現代人には、難しい話ですよね~。
ですがね、<黄帝内経ーこうていだいけい>って、2000年前に書かれた書物なんです。
当時から、すでにそうなんだったんだ!! って思われませんでしょうか?
2000年の昔も今も、人間って変わらないのかもしれませんね。
欲求に駆られて、朝早くから夜遅くまで、働きすぎないようにと言ってるのでしょうか。
自然の気に適う
自然の気に寄り添って生きる
これが大自然の中で生きる私たち本来の、生活だと一貫して記されてるのです。
このような生活をしてる人が、病気にかからず健康的に生きてきたことを、歴史的な経験の積み重ねの中で見つけてきたのでしょう。
我々が病気の治療をする際には、その人の身体が自然の気の流れと、どれだけ・どのように隔たってるのかを診ながら治療を進めます。
これから専門的な考え方や捉え方なども、ところどころに交えながら書き進めて参りたいと思います。
たとえ少しでも、ちょっとでも、自然に寄り沿う「こころ」に、ご自身のお身体も微笑んでくれますでしょう(*^-^*)
続きます… いやいや、続けます!! !(^^)!
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
是非また、ご訪問くださいまし(*^-^*)
ブログを通じて、みなさまの身体に起きてることの意味を知って頂き、気持ちよく健やかな毎日をお過ごしできますように…
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