春に体調が悪い、毎年決まってこの時期になると発病する…
そんな方々に、ご自分の身体に起きてることの意味を知って頂き、気持ちよく健やかな毎日をお過ごしくださるよう願いながら、今回も書き進めますね。
これまでの投稿。(リンク貼ってます)
今回は、いよいよ春の気に沿うような「こころ」について書き始めます。
先ずは、導入部分です。
いきなりですが、こころの状態って、まるで写し鏡のように身体に現れるんですよ、これがホンマに。
ですから、今現在のご自身の状態というのは、ある意味ご自分の心の状態が現れているとも言えるのです。
みなさま、大好物や酸っぱいものを思い浮かべるだけで、口の中に唾液が出て来るって経験ありませんか?
ほら、あるでしょう。(笑)
ドラマや映画見て、ハラハラすると心臓がドックン、ドキドキするじゃないですか。
心に浮かんだことや思ったりしたことは、微細な事でもそれがそのまま、身体に表現されるんです。
お腹とか背中とか触れると、緊張とか硬いところや柔らかいところのアンバランスとして、しっかり表現されるんです。(後に例を挙げてます)
東洋医学では、脈診と言って、脈の拍動から伝わってくる気を読み取る術があるんですよ~♪
東洋医学って、すごくないですか?
といっても、なんのこっちゃ分かりませんよね💦
専門的になりますので、またどこかで書きますね。
まっ、何にしろ我々は、丁寧に繊細に人の身体に触れて、こころとからだは、ひとつなんだっな~って、実感してるんですね。
目は、口ほどにものをいう、なんて言葉がありますが、身体も、口ほどにものを言います。
こころに浮かんだことや思ったりしたことが、身体に表現されるのには、実は、ある一定の法則性があるのですよ♪
気の動きとしてとらえるんですよ♪
気の動きには、ちゃ~んと法則性があります。
自然界だってそうですよね。
熱気は、上に昇りますよね。
反対に、寒気は下に降りますよね。
『気』の種類によって、昇ったり降りたりしますよね。
こんな単純な法則性を応用して、人の身体を診るのです。
そのこころが大きく動くときって、どんな時でしょうねぇ~。
そうなんです、感情なんです。
自然に触れても、人に接しても、ご飯を食べても何しても、微細なものから大きなものまで、影のようについて回るのが、この感情なんですね。
この感情、『こころの状態』によって様々に反応してますよね。
同じものに触れても、反応は人によって様々ですから。
この『こころの状態』こそが、どんな感情が起きるのかを決めます。
そして湧き起こった感情のエネルギーにも、その動きに実は法則性があるんです。
たとえば、怒ると気が昇って、顔がカーッとして熱くなるじゃないですか。
するとお腹の気も背中の気も上に昇りますし、お腹も背中も上部が硬くなります。
一方の下半身の気はお留守になります。
症状は、上部の頭や顔、肩に出る場合もありますし、腰痛・膝痛や血尿、膀胱炎、生殖器疾患といった形で出る場合もあります。
それはその時々の、その方の状態によって様々です。
東洋医学では、万事こんな感じで診るのです。
ところでみなさま、自分の心に湧き起こるこの感情で、自分の心なのに自分で苦しんだ経験、ありませんでしょうか。
感情の動く法則性は、いずれまた書きますが、先ずは、この感情の舞台でもあり、感情というエネルギーの根っこともなる『こころの有り様』などについて、次回書いて参りたいと思います。
いつもお読みくださり、ありがとうございます。 <(_ _)>
また是非、ご訪問くださいませ!
続きます…
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