鬱 にどっぷり　笑

　前回のブログ「めでたしめでたし」の続きです。

　前々回「夫婦波乱」

　家庭には、平和と平穏な生活が戻ってきたのですが、筆者自身が、どうも何かがおかしい…と感じるようになってきました。

　日常的に自分の身体の気の動きや流れは、意識的に観るようにしているのですが、前々から腹から気の塊のようなものがみぞおちから胸、喉というように上がって来てたのですね。

　すると、時に過去の記憶や感情が現れる時があるのですが、お滝修行を始めてからというもの、この頻度がどんどん高まって来てたのです。

　そこにやってきた夫婦の波乱。笑

　今から思い返すと、どうやら波乱をきっかけに、筆者の闇の蓋が開いてしまったようなのです。

　なんの記憶も感情も無いのに、気が付くと涙が勝手に出てきたり、下腹部の奥から腹壁に大きな気の塊が浮いて上に昇ってくるのですね。

　その気の塊が、みぞおちや肋骨弓で停滞して、少しづつしか胸に昇って抜けていかないのです。

　その停滞がまだ解消されないのに、下腹部から次々と気の塊が昇ってきまして、最初は小さな停滞が次第に大きく膨らんでいったのです。

　そらもう、苦しいくるしい…　苦笑

　お腹から、エイリアンが飛び出して来るんちゃうかって思えるほど。

　しっかし、勝手に涙が出るのは、かなわんかった。💦

　鼻水は垂れたことあるけど、涙が電車の中だろうが車の運転中やろうが、ツゥーって頬を伝うのですよ。

　そうこうしてると、幼少期からの記憶が出てくる出てくる、時に感情を伴って💦

　そして実感を伴って気づいてしまったのです。

　親や周囲に受け入れてもらうために、どれだけ自分を偽って生きてきたのかを。

　なんかね、仮面かぶって自分を大きく立派に見せてきたこれまでの人生。

　今思うと、そらしんどいやろっ！　って思うんですけどね。

　そしたら、これまでの人生がすべて無意味に思えるようになって、しかも張りぼての自分がすっごくちっぽけで無価値に思えたのですね。

　膨らんだみぞおちが少し小さくなると、身体も心も楽にはなるのですが、また下腹部から気の塊が昇って来て、またみぞおちや肋骨弓で詰まって停滞する…

　これの繰り返し…です。苦笑

　すると身体もだるいってもんじゃなくて、何をするのもおっくうだし、意欲というかやる気も全く失せて、おまけに食欲も減退。

　夜間や早朝に覚醒して、どっぷり孤独感味わうことにもなるし。

　細い体が、さらにやせ衰えました。苦笑

　この状況が、約１か月続きました。

　自分の心身に起きていることは、自分で理解することが出来ていましたので、早く終わらせたい一心で、１１月は１４回、お滝を頂きました。（すごいペースでしょう？笑）

　そして１２月に入って、やっとこさ、めでたく抜け出しました。

　次回、抜け出すプロセスと自分なりに鬱体験の意味を振り返ってみたいと思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく

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