趣味の登山ブログ、久々に投稿します。
昨年から「鍼道 一の会」に出席するようになり、今期からは講師として登壇するようになりました。 そのため、月1回の登山がやっとになっています。日程の都合をつけて、今年はもう少し山に登りたいと思います。
今回の登山投稿は、6月1日に弟子の酒井つぐみ君と登ってきた、奈良県・大台ケ原です。大台ケ原は、登山というよりハイキングですね。眺望を期待して、まずは日出ヶ岳の山頂を目指しました。
登山ルートです。

大台ケ原ビジターセンターに車を停め、すぐ近くの登山口から入山しました。天気予報では曇り晴れだったのですが、やはり標高が高いためか、駐車場はすでに雲に覆われて視界不良。午後2時からはきれいに晴れるとの予報だったので、そのまま入山しました。
コースを進むにつれて次第に風が強くなり、「大丈夫かなぁ?」と思ったのですが、日曜日ということもあってか、たくさんの登山客が行き交っているのを見て歩みを進めました。それでも視界は20~30mくらいだったでしょうか。場所によっては3~5mくらいに感じたところもありました。
ややきつい急勾配の階段を登り切ると、日出ヶ岳の頂上です。天気は外気温7.9℃、風速17~20m。
二人とも突風のような風が雲とともに吹き荒れる中、避難施設の中で酒井君と昼食を取りました。
防寒の用意はしていましたが、それでも寒いこと寒いこと…。バーナーを持参していたので、湯を沸かしてコーヒーを淹れました。その温かさも相まって、コーヒーが本当においしかったです。


ゆっくり休憩した後、正木峠から牛石ヶ原のコースを通って大蛇嵓(だいじゃぐら)を目指しました。途中は眺望が真っ白で何も見えず。行き交う登山客に大蛇嵓の様子を尋ねると、「眺望、期待できますよ!よく見えてます!」との返答をもらい、俄然やる気に。
大蛇嵓の手前には片側が切り立った崖の細い道があり、強風にあおられないよう細心の注意を払って通り抜けると、期待通りの景観が姿を現しました。

ただ、相変わらずの強風だったので、姿勢を低くして先端までたどり着きました。雲の動きがとても速く、驚くほどでした!
動画の最後の方に、酒井君が鎖を伝って降りてくる様子が写ってます。しかも、素足!
ここで東京から一人で来たという女性と知り合い、しばらく歓談しました。大阪への出張が早く終わったので、以前から来たかった大蛇嵓に来られたそうです。
僕たちはここで冷たい風を感じながらしばらく滞在。帰りは正木峠まで引き返して下山し、駐車場にたどり着きました。酒井君は、「もう一度リベンジしたい」とのこと。
また行こう!!

大台ケ原ビジターセンターの駐車場から帰路に就いたのですが、途中、警察と消防レスキュー車両10台近くと遭遇。遭難者が出たのだなと知りました。
僕も1度遭難しかけたので、以来、下山まで常に家族に位置確認ができるGPS機能の付いたヤマップとヘリ要請の出来るココヘリに加入しました。
ちょっとでも怖い、なんか違うと感じたら、すぐに中止・引き返すというのは、鉄則やなぁ~と言うのが僕の経験から得たことです。
山に限らず、遭難すると家族に大きな精神的・費用的な負担がかかります。レジャーは、安全にも安全を期して望みたいものですね。
コースタイム:4時間17分 距離:8km
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