以前の投稿でご紹介した、<人にどう思われようが…関係ある>の内容と同じようなケースです。
肩と腕の痛みで受診された既婚男性。一度の治療で緩解された後、メンテナンスのために再受診くださった時のお話です。
まずまず調子よく過ごしておられるお話をお聞きいたしまして、実際にお体に触れてみると以前より体の表面の気が塞がれており、身体内部に熱(内熱・体温計では表れません)が籠っておられます。
鍼で熱が解放されるように1本鍼をしたところ、かなり内熱の出口が拡がり呼吸も楽になり臨床所見もいい結果を得ました。
筆者は、なぜこんなに熱が体内にこもっているのだろうと思い、ここ最近飲酒の量が増えてますか?ってお聞きしたところ、普段は飲酒しないのですが、昨日は会社の関係でお酒を過ごしたとのこと。
それにしても、この身体の内熱の状態はすごすぎたなぁ~、と思ってました。
治療後にこの方と何かとお話した結果、かなり気とか気配に敏感な方なのだなと理解しました。
ある絵画の展示会に赴かれて、絵画の作者の死ぬ間際まで筆を取っていた、いわゆる絶筆の絵を見たとたん、自分のバリアーが破られて一気に作者のネガティブな思いを浴びたそうです。
その後、ご自身の体調も最悪になり、事もあろうか自分だけでなく家族にまで霊障・憑依が度々及ぶようになったそうです。
霊能者のお世話になり、現在は落ち着いているとのことですが、それ以後、人との関係にとても敏感になり、体調まで左右されるようになったとお話しくださいました。
その方がおっしゃるには、人が自分のことをどのように思ってるのかによって、自分の身体もメンタルも影響を受けるのだと言う事がリアルに感じられるようになってきたそうです。
ある霊能者のやってることに不満に思ってると、何も言わないのにその霊能者から謝られたとのエピソードをお話しくださいました。念と言うか思いは、相手に伝わってると言う事ですね。
そして、ある人からネガティブな念が飛んでくると、「来たなっ!」ってすぐわかるそうです。その後に、自分の弱いところが身体症状として現れるのだそうです。
この男性曰く「みなさん、こんな気のやり取りが目に見えないところで飛び交っているなんて、ご存じないでしょうねぇ」っておっしゃいます。
いえいえ、ご自覚のない方も筆者から診ると、人や場の気を受けたことが原因で不調を来してる方もいらっしゃいますし、生霊が飛んできたと自覚されて受診される方もいらっしゃいます。
筆者の呪術で霊線を切った途端に、あれだけ辛かった症状が瞬時に消えた方も数多くいらっしゃいます。
生霊を飛ばしている本人は、そのような自覚は無いのですが電波のように相手に伝わるのですねぇ。また受診してるご本人は、その自覚のある人とない人がいらっしゃいます。
どちらにしても、時に人に嫌われたり敬遠されることはあっても、激しく恨まれたり憎まれたりしないように生きるのがよろしいのではと筆者は思いました。
人目に付く政治家や有名人の方々は、それなりの霊的守りと役割があってこそだとは思いますが、人に恨まれたり憎まれるようなことだけは気を付けたいと、改めて思った次第です。
平安時代には、生霊とか怨霊の話がたくさん残っていますが、かつて私は、迷信だろうと思ってました。
現代人と違って当時の人々は、そういった気を肌で感じるほど敏感だったのだろうと思います。

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