この記事について
滝行直後に起きた身体の変化について、簡単に書きました。前回の投稿で、お滝で何を清めるのかについて書きました。
罪とは、自分の本心を包み隠すことで、自分自身に対して罪を犯すことになるということでした。
その結果、気枯れとなって生命力がおちてしまった状態が、穢れでしたね。
その罪・穢れを身削ぐ=禊ぐためのひとつの方法として、お滝に入いって清まろうとするのが、滝行です。
実は、滝行はそれだけでは無いのですが、追々書きますね。
筆者が最初にお滝に入ったのは、6月末の生駒山・般若の滝です。
6月末といっても、お滝から出るとガタガタ震えがしばらく止まりませんでした。
身体に大きな変化が現れたのは、自分でお滝場の気を開いて入る所作を伝授してもらった、2回目以降からです。
1回目のお滝は、先達がお滝場の気を開いたところに入れてもらいましたので、先達のお滝場に入ったことになります。いわば、間接的に筆者とお滝とがつながった状態でした。
2回目の時には、先達からお滝場の気の開き方と閉じ方を伝授してもらい、筆者とお滝とが直接つながった状態でお滝を頂いたのですね。
お滝が終わって、脇にあるお堂で座ってお経を唱えていると、なんとなく大きな船に乗ってるかのように揺れるのですね。
そんな筆者の様子を見ていた嶋田先生が「金澤はん、食らいはったな」って言うのですね。
「それってどういう意味?」って聞いても、先達も嶋田先生も笑ってるだけ。
そして翌朝、ことは起きたのですね。
つづく
滝谷不動尊での滝行
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