先日、片道約450キロの道を、ほぼ名張しか運転したことのない、ペーパードライバーの私が運転することがあった。それも1人、エブリイワゴンで。
辺鄙な場所だからと車で行こうと決めたものの、助手席に人がいないと怖くて運転できない、高速の合流地点でクラクションを鳴らされるくらいビクビクしながら運転していた私が正直いけるか?とは疑っていた。笑
みんなに「交通機関で行け!」と、止められた。
でも鍼の先生の後押しもあり、私の頑固も相まって、この暴走は誰にも止められなかった。笑
そうはいっても、心身の緊張からか、出発数日前には車のブレーキが利かない夢をみたりで、ビビりまくっていたほどだった。
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お昼に大阪を出て、夜20時半、なんとか無事に目的地まで到着。翌日は5:30集合だったので、ご飯を食べて翌日に備えて就寝。
・・・明け方のことだった。肩コリすら普段ない私が、左の肩から肩甲骨にかけて重くてズーンと来る痛みで目が覚めた。それも朝4時。
病理はすぐに分かった。初めての長距離1人運転のせいで、緊張して気が上がってしまい、降りてこれないんやな。
イメージとしては「怖い!」と思ったり、緊張すると肩が上がる感じだ。脈も硬くて、ギシギシしている。いかにも脈から「緊張してます!」というのが伝わった。
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これは放っておくと翌日に響くなあと思い、寝ぼけまなこで、鍼箱を取り出し、(眠すぎてどこに刺したのか覚えてないが笑)プッチンプリン方式で上に穴をあけ、上がった気が下りてくるように置鍼した。
抜鍼直後は少し違和感が残ったままだったが、起きて活動しているうちに違和感はなくなった。
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さあ、遠足はお家に帰るまでが遠足…。待っているのは帰りの運転。憂鬱になりながらも「まあ自分で選んだ道だしな・・・。」と思いながら、出発。その会が楽しい時間すぎて3時間くらいしか寝ていない中、夕方に現地を出発、パーキングで仮眠をとりながら、帰りも何とか無事に大阪まで帰ることができた。
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その日も夜に帰り着いた。睡眠不足も重なり、なかなかに疲れてバタンキュー。朝起きると、やっぱり・・・今度は上背部が痛かった。
その日は治療院の日で、昼間、いつものように先生と外をランニングしていると、余計背中の痛みが疼き出すほど。
先生は私の様子を見て「気があがってるんやな、鍼しよかっ。」ということで、鍼をしてくれた。
頭のてっぺん、百会というツボに一本さして鍼を置いておく。先生もプッチンプリン方式で、上に穴をあけ、上がった気を下すようにしてくれた。この一本で、痛みはスパッととれた。
いやはや、やっぱりすごいわ、よく考えたら鍼なんてただの針金。いやーこのシンプルな鍼、めちゃくちゃ気持ちいい。
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今回の旅で車の味はしめたものの、毎回こんなことになっているとやってられないな。笑そもそも普通に運転するって決まった時点で、慣らし運転をしておくべきだったなと反省しました。
にしても、いい経験になった!!自信になった!何事も経験。
そして、エブリイちゃんよお頑張ってくれた、ありがとう🚗




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