前回まで、「ありがとう」の感謝の気持ちが食卓に満ちると、みんなが幸せに、健康になるのだという流れを書いてます。
今回は食の楽しみ方です。
ところでみなさま、昨夜なにを食べたか、覚えておられます?
筆者、時々思い出せない時があります💦
振り返ってみると、仕事や雑多なことで頭をいっぱいにしたまま食卓に向かい、こころ、ここに在らず、ってときでしょうか。
もったいないですよねぇ~、こころが他に奪われてる間に、喜びであるはずの食が喉を通ってしますのですから。
それに、食卓を共有してる家族の顔の表情も通り過ぎてしまいます。
食事の時は、考えながら、などの「ながら」を一旦は止めて、気持ちをちょっと切り替えて食卓に臨みたいもの。
そして目の前の食に、意識を留めてよ~く味わって、おいしく頂くのが幸せ=健康の黄金律でした。
ベトナムの僧侶、ティク・ナット・ハーンは、一杯のお茶の飲み方について、次のように語っています。
お茶を楽しみ、豊かな香りを愛で、味を味わい、
カップの温かさを感じるためには、
今の瞬間にいて、
心をこめて意識を集中しなければなりません。
過去の出来事を思い煩い、未来のことを心配していると、
カップを見たとき、お茶はもうなくなっているでしょう。
あなたはお茶を飲んだのに、意識していなかったばっかりに、
それを覚えていないのです。
人生もまさに、その一杯のお茶のようなものです。
みなさま、このティク・ナット・ハーンの語りかけに、どのように感じられましたでしょうか。
筆者は、とてもやさしく諭されているような気持になります。
食事が終わった後、幸福感で満たされましたか。
食だけでなく、すべてのことに「いま ここ」のに意識を集中したいですね。
健康の黄金律
おいしい!→ 喜び → 幸福感 → 健康
目の前の食卓に集中して、
おいしく食べて楽しんで、
幸せの輪を拡げて参りましょう!
本日も、最後までお付き合いくださり、ありがとうございます。
また是非ご訪問ください。
みなさまの、お役に立ちますように💛
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