日々のしおり

31.食ー楽しみ方

東洋医学

 前回まで、「ありがとう」の感謝の気持ちが食卓に満ちると、みんなが幸せに、健康になるのだという流れを書いてます。

 

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 今回は食の楽しみ方です。

 

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 ところでみなさま、昨夜なにを食べたか、覚えておられます?

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 筆者、時々思い出せない時があります💦

 

 振り返ってみると、仕事や雑多なことで頭をいっぱいにしたまま食卓に向かい、こころ、ここに在らず、ってときでしょうか。

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 もったいないですよねぇ~、こころが他に奪われてる間に、喜びであるはずの食が喉を通ってしますのですから。

 それに、食卓を共有してる家族の顔の表情も通り過ぎてしまいます。

 食事の時は、考えながら、などの「ながら」を一旦は止めて、気持ちをちょっと切り替えて食卓に臨みたいもの。

 

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 そして目の前の食に、意識を留めてよ~く味わって、おいしく頂くのが幸せ=健康の黄金律でした。

 ベトナムの僧侶、ティク・ナット・ハーンは、一杯のお茶の飲み方について、次のように語っています。

  お茶を楽しみ、豊かな香りを愛で、味を味わい、

  カップの温かさを感じるためには、

  今の瞬間にいて、

  心をこめて意識を集中しなければなりません。

 

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  過去の出来事を思い煩い、未来のことを心配していると、

  カップを見たとき、お茶はもうなくなっているでしょう。

  あなたはお茶を飲んだのに、意識していなかったばっかりに、

  それを覚えていないのです。

  人生もまさに、その一杯のお茶のようなものです。

 

 みなさま、このティク・ナット・ハーンの語りかけに、どのように感じられましたでしょうか。

 筆者は、とてもやさしく諭されているような気持になります。

 

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 食事が終わった後、幸福感で満たされましたか。

 食だけでなく、すべてのことに「いま ここ」のに意識を集中したいですね。

 

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 健康の黄金律

  おいしい!→ 喜び → 幸福感 → 健康

 

 目の前の食卓に集中して、

 おいしく食べて楽しんで、

 幸せの輪を拡げて参りましょう!

 

 本日も、最後までお付き合いくださり、ありがとうございます。

 また是非ご訪問ください。

 

 みなさまの、お役に立ちますように💛

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