初めての問い合わせの電話で、いきなり「〇〇の病気なんですが、治りますか?」と聞かれることが度々あります。
悩んだ末の発言だとは思うのですが、いやいやそれより先にまず、「なんでこうなったのかを知ることが先でしょう」って思うのですが、みなさまいかがでしょうか。
当然のことですが正直に「わかりません」って返答します。
だって、ホンマにわからんのですから。
どこそこのツボを押さえたら治る、な~んてそんな簡単なものじゃないのですよね。
そもそも、電話対応で「治ります」っていうのも無責任で安易だと思うのです。
ところで予知は可能か? でしたね。
病気が治るか治らないかにも関わることですよね。
湯沸かしポットにスイッチを入れると、近未来にお湯が沸くと予知することができますよね。
それまでに、湯沸かしポットをコンセントを差し込んで、水を入れて蓋をして・・・そしてスイッチを入れてと、だんだんと結果に集約されてきますよね。
一連の意識と行為の流れです。
これが集約されてくると、かなりの確率で未来予知の確率は上がりますよね。
何分か後にお湯が沸くって。
高い確率の未来予知は、物事の流れが集約した先に見えてくるものです。
ところがです、なんらかの事態で電気ブレーカーが落ちるかもしれませんし、停電という事態が起きるかもしれません。
ひょっとして湯沸かしポットが急に壊れるかもしれません。
未来予知に100%は、あり得ないわけです。
それにそもそも、人はそんな単純な世界で生きて無いですよね。
仕事や人間関係、家庭環境や気候条件、もうむちゃくちゃ複雑な関係性の上で生きてますよね。
ちょっとした夫婦間のいざこざが度重なって、今の病を引き起こしてるかもしれないじゃないですか。
受験だってそうです。
一生懸命勉強して、模試受けて合格率が高くても、当日どんな人が受験するかもしれませんし、周囲でどんなことが起きるかわかりませんでしょう。
確実に言えることは、今の自分が持ってるもので、やるべきことを一生懸命にやって、あとは任せるしかないと思うのですよね。
病気治しも同じです。
これまでの生活や心持を振り返って、改めることは改めて、いま辛くっても日々気持ちよく生きる。
自分の心身の自然治癒力を信頼して任せる。
これが一番だと思うのですが、どうでしょうか。
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