今月の19日日曜日、家族と一緒に熊野ツアーに行って参りました。
まず最初に訪れたのは、奈良県十津川村にあります、玉置神社です。
実に十数年ぶりです。
最初の写真は、玉置神社の駐車場からの景色です。
到着して、いきなりスッとしました。
遠景と近景、幾重にも重なる山々が雄大です。
ここでバーナーで湯を沸かし、持参したおにぎりをほおばりながら、かつて訪れた時と今の状況を振り返ってみると、人生って不思議だなと改めて思ってしまいました。
だってね、その都度計画を立てて歩みを進めてきたつもりですが、十数年前の自分が今日のこの日を予期して描いていたかどうか。
否です。
いろんなことがあって、出会いと別れを繰り返し、流れ流れて来たのが今です。
いったい何が、どのような存在が自分をここまで運んできたのでしょうねぇ。
筆者の座右の銘のひとつ。
予定は、未定。
これさえあれば、人生柔軟に楽に生きれますよっ。
そして駐車場から一礼して大きな鳥居をくぐり、さらに進むとまた鳥居があり参道の雰囲気がガラリと変わりました。
なんとなく気が引き締まるで、ここからは不敬があってはならない感じがしました。
途中で山の神を祭ってありました。
静か…の一言です。
訪れたお社で、かつてこの地で立てた誓いを反芻して神恩感謝の気持ちを宣べ、また新たな誓いを立てて参りました。
境内の裏手には、樹齢三千年と表示された杉の巨木。
また会えた喜びに、しばし浸りました。
一切の説明など必要のない、圧倒的な存在感。
神武天皇東征の折、この地に立ち寄られたとのことですが、並び立つ巨木はそんな様子をひっそりと見ていたのかもしれませんね。
この地の気に触れるだけで、もう十分な気持ちです。
心も体もすっきりとして、ここから熊野本宮大社に向かったわけです。
つづく
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