先日お見えになられた、キャリアの女性患者さん。
いつも受診前に、ここ最近の体調を書き綴ったメールを送ってきてくださる、大変ありがたい方です。
主訴の喘息も再発することなく、順調な経過をたどっておられます。
ところが今回のメールには、
「やる気の無さとアルコール量は反比例、アルコールと肉とニラ・ニンニクの類を好きなだけ摂取してみました」
「心身共にフラストレーションが溜まっていく感覚が、よくわかりました。」
その結果生じた身体症状も、MAX腰痛い、太ももから膝にかけて痛いし、もう限界です!
とのこと…(汗)
会社で、自分らしく、思ったり感じたことを遠慮なく表現しておられるとのこと。
自分を抑えることに、もう限界とのことです。
すると、同僚から色々と言われたり、うわさが広がっているとのこと。
ご本人、もう怒りの限界だ!!とベットで仰せです。
色々とお聞きしてると、怒りの感情がねじれていないのですよねぇ~。
ご自身に偽りが無いと言いますか。
聞いてて、不快に感じないのです。
だからでしょうね、あれだけ厳しかった喘息症状が、全く再発していないのですよ、これが!♪
患者:先生、周りがもうブンブンブンブン、ハエみたいにうるさいねん。
気にしてないけど気が散るねん。
筆者:まあ、じぶんから殺虫剤まかんようにね。
患者:人の事言ってる間に仕事したらええねん。仕事に集中できてない証拠や。
筆者:まあ、そうやな、その通りやと思う。
患者:先生かて、こんだけしゃべっとっても、鍼を刺そかとするときは、しゃべらへ
んやん。
筆者:いや、これはどうも…
患者:しゃべりながら仕事する奴なんか、どうせ自分の仕事に対する限界が見えて
る奴や。
人のうわさしてる間に、仕事に集中しろよって、ほんまにぃ!
筆者:はい、その通りだと、思います…
鍼、1本刺すと即座に我に返られて、腰、楽!って。
もう一本刺すと、足、楽! って、ようやく静かな時を迎えまして…
ちなみに穴所は、後谿穴と章門穴です。
鍼が効いたのか、何が効いたのか…
もう言いたいこと言い尽くして、自己完結してえらいすっきりして、いいお顔でお帰りになられました。
足腰の症状も、きれいに取れました。
中には、このような方もいらっしゃるということで。
今回は、なにも申し上げることはございません。
では…(*^。^*)
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