当院には時々、かなり遠方から受診してくださる方がおられます。
この度も、沖縄の離島から船に乗り、飛行機に乗り、電車を乗り継いで、おいでくださいました。
離島からは、これまで数人の方がお見えになりましたが、その方々に共通していることがあります。
それは、治癒率が非常に高いということです。
しかも 難病指定疾患であっても、数日間ホテルに滞在しながら受診して、治ってしまった方もおられますし、島に帰ってから治った方もおられます。
島という環境がいいのか、それとも こんな遠方にまで交通機関を乗り継いででも治りたいという「こころ」に気合いが入っているのか。
どうなんでしょうね。
ちなみに、その島には信号がありません。(あまり関係ないかもしれませんが…)
あと共通してるのは、身体が辛いにもかかわらず、筆者に会えた喜びを満面に表現されることです。
今回の方は、息をしても痛んでいた肋間神経痛が初診で治まっただけでなく、一時的ですが、数年ぶりに耳鳴りが止まって静かさを味わえたと。
鍼が効いたと思います、間違いなく。
たとえ鍼が効いたのでなくとも、とても嬉しいのです。
が、それにしてもです、早く良くなられるのですよ、遠方から来院される方は。
で、やはり不思議さが残るのです。
人の『こころ』の。
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