日々のしおり

【転んだあとから、足がすくむようになった。その原因は?】

酒井 つぐみ

「昨日、転倒してひたいを打って。
それから足がすくんで、歩くスピードも遅くなってしまって。。。」
という患者さん。

定期的に来てくださっている方なので、
もともとの身体の状態は分かる。
そこに、転倒したことで身体がどう反応したのか、
その情報を重ねてみると、全体像が見えてくる。

こけそうになる瞬間を、想像してみてほしい。
ヒヤッとして、身体がギュッと固まる。
びっくりするのだから、当然気も上がる。

実際に脈やお腹、背中からも
緊張状態にあることが見て取れた。

じゃあ、そこから鍼に何ができるか。
上に上がった気を降ろしつつ、
緊張してしまった心体をふわっとゆるめることが出来ればよい。

手の「後渓」というツボに一本。
20分後。
硬くピンと張っていた脈がふわっとゆるみ、
お腹も柔らかくなっていた。

身体がゆるんでいるのを確認し、施術後に患者さんに伝えた。
「心体の緊張が取れたので、
帰り道はきっと普通に歩いて帰れると思いますよ!」
そういってお見送りをした。

・・・次の来院時、その後の様子を聞いてみた。
「帰り道は本当に、普通に歩いて帰ることができてびっくりした!
あんなに行きは歩くのが大変だったのに。」と。

身体にアプローチすることで、心の緊張もほどけていく。

なんか緊張が取れない、常に身体こわばっている・・・
同じような症状でお悩みの方がいらっしゃれば、一度ご相談ください。

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