日々のしおり

【花粉症がラクになった】

酒井 つぐみ

私は、いつからかは覚えてないが、春になると花粉症を発症していた。

東洋医学を学びだして、驚いたことの1つ。
「アレルギーの大半は体にこもった熱と水やで。」と、教わった。
つまり、自分の体の中の邪が反応して、症状が出ているわけだ。

東洋医学では、春夏秋冬、前の時期の生活状態が、次の時期の体調に出てくるという。
例えば、ただでさえ内にギューっと凝縮するエネルギーが強くなり、こもりやすい冬の時期に食べたいもの食べまくったり、ストレスためまくったりしていたら、体に熱がこもり、春に体調が崩れやすい、ということ。

ということで、「ほお~、じゃあ出来る限り春に向けて汗をかいて熱と水をこもらせないようにしてみよ!」と思い立った。
夏は農作業や少し走るだけで汗をかけるのでいいとして。

特にこもりやすくなる冬場。
昨年秋くらいから、東城百合子さんの「家庭でできる自然療法」という本にも載っている&ちょうどそのころ学校で教わった「足浴」「腰浴」というのを週に3~5回やっていた。

上半身は服を着たまま、膝までor腰まで、お湯につかって、長くても20分ほど。
早ければ10~15分ほどで汗がぶぁぁっと噴き出してくる。汗をかけばいいので、汗がかけたら終了、というのをやっていた。

迎えた今年の春。
今まで鼻水と目のかゆみで鼻をもいで、目をとり出して洗ってしまたいくらいひどかった花粉症。
なのに今年は目のかゆみが少しと、たまーに鼻が詰まる日があったくらいだった。
汗をかいて水を巡らせていたからだろう、今年は苦しむことはなかった。(目のかゆみは熱の症状)

そして面白かったのは、花粉の時期に、普段食べないお菓子をたらふく食べる機会があった。
小麦粉、バター、牛乳、砂糖・・・。
翌日、見事に鼻水・くしゃみと目のかゆみに襲われた。
肥甘濃味なもの(油もの、甘いもの、味の濃いものなど)は適度ならいいが、摂り過ぎはエネルギーの巡りを滞らせると考える。
まさに、甘いもの、乳製品を急激にとった私の身体には負担だった。
(振り返ると食べ物絡みの体調不良多すぎ。笑)

もちろん体質で汗をかくと身体がぐったりする人もいるので、全員が全員これに当てはまるわけではない。

だから一概にみんながみんな「こうすればいい!」とは言えないが、
よくある現象も、体内の何らかの邪気に反応して起きていることもあるということがお伝えできればと思い、書いてみました。

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