
もともとビールが好きで、お酒を飲むときはビールばかり飲んでいた私。
が、去年ごろから、ビールは最初の一杯だけ…
基本は焼酎のお湯割りを飲むようになった。
なぜだか、去年の梅雨頃からかなあ、明確な時期は覚えていないが、
冷えたビールを飲んだ次の日の朝、顔がパンパンにむくむことが頻繁に起こるようになった。
飲んだ瞬間は美味しいけど、次の日に影響するのは辛い。
その機序を考察してみたハナシ。
温かいもの/冷たいもの、その2つで比較したとき、
どちらのほうががエネルギーを巡らせやすく、どちらのほうが停滞させやすいか、そこがイメージできると見えてくる。
夏場と冬場の体の血管を想像してもらうと分かりやすいのだが、
夏は暑さで血管が緩む方向に働き、逆に冬は寒さでキュっと血管が閉まる方向に働く。
つまり、エネルギーが通る道で考えると、暑い(熱い)ほうがエネルギーの通り道が広い(緩んでいる)ので通りやすく、
寒い(冷たい)とエネルギーの通り道が狭くなる(閉まっている)ので、停滞が起こりやすくなる。
…ということは、
キンキンに冷えた飲み物を飲むことで、まず胃腸で停滞が起こりやすくなる。
さらに、アルコールは火が付きやすいように、熱の性質をもった飲み物。
自然界で、火は上に燃え上がる性質があり、体内でも同じことが言える。
熱(火)が多いと、上に昇っていく方向にエネルギーが働きやすくなる。
冷えたものを飲むことにより、胃腸で停滞が起こっている上に、
その飲み物が熱性の高いアルコール類だとエネルギーが流れる方向は上に行きやすい。
そこに水も一緒に上に上げられる。それが顔のむくみの原因になっていた。
物理的に口から入った飲み物は膀胱を通って下から排出されるように、
上から下に行くのが通常の水の流れだが、その流れが逆になってしまう。
反対に、温かいものは巡りやすいので、同じ熱性の高いアルコールでも、停滞が起こることなく、排出できるのだろう。
このことから、私の場合「エネルギーの上逆」が顔のむくみの正体だった。ビールを控えて、お湯割りをメインで飲むようになってから、次の日に顔がむくむことはなくなった。
そんな中、先日脈を診ていて、なんだかこの方、熱が胃に熱がこもって停滞しているなあと感じたことがあった。
「最近冷たい飲み物、結構飲んでません?」と私が問うと、
「飲み物は常温だけど、毎日アイスを3本食べてる!」と返答が。
「えー!暑いし冷たいの欲しいのは分かる‥
けど3本は食べすぎです😅」というやり取りをした。
そうかー、ちゃんと初診時に気付いて伝えておけばよかった、、と反省。
実体験と実践があって、色々と学ばせてもらえる。
有難いことだ。
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