
お酒ネタが多い気がするのは、まあ…さておき。
一の会で使っている問診表には、お酒を飲むか?飲んで顔色が変わるか?を問う欄がある。
これも体を診て体質(証)を見極めるための、大事なポイント。
お酒を飲んで、「顔が変わらない」「酔いにくい」に丸があると、意識下にあるのか、それとも無意識のうちなのか、どちらにせよ、心体に緊張があるのかもな、と一つのヒントにしている。
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お酒を飲むと気が大きくなったり、一昔前は呑みにケーションとかいう言葉があったように、
お酒は、心体を解放、ゆるめるほうに働く。
そして、お酒を飲むと体が熱くなったり火照ったりすることもあるように、気血も巡りやすくなる。
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だが、そんなお酒よりも心体の緊張が上回っていると、全く酔わない、赤くならない、ということが起こってくる。
また、人によっては普段は酔うのに、上司と飲むと酔わない、顔が変わらない、という人もいたり。
おそらく、それは心の緊張が関係していて、「酔ったらいけない!」「人前ではしっかりしていないと!」とか、何らかの緊張があれば、酔いにくくなるのでは?とみている。
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…で私自身は、ちょっと飲んだだけで、茹でダコか!てくらい、赤くなる。
どんな人と飲んでも、今日は帰ってやることあるし、酔わないように!!と気合いを入れて飲んでも、すぐに赤くなる。
さらに、連れて帰ってくれる人が近くにいると思うと寝るし、しまいには電車内で爆睡、降りるはずの駅を乗り過ごす。で、とことん怒られる。
大阪にいるときはちゃんと帰れるのに、地元にいるとそんなポンコツっぷり。
我ながらもっと気を張れよ、って言いたくなるが、やっぱり帰ると安心するんやなあ、まぁそんなとこもご愛嬌‥🙄とか思ってる節あるので、治らない(笑)
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でも、こんなグダグダになりがちな私も顔が全く変わらなかった時がある。
秋だったかな、寒いときに室外の飲み屋でビールを飲んだ。寒さに凍えながら…。
なんとその時は、一杯飲みきっても全く酔わなかったし、赤くもならなかった。
寒いので、物理的に身体が緊張していたからだろう。
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場所を移動し、室内の飲み屋で飲んでいたら、みるみる真っ赤になっていった。
へえー、緊張してたら酔わないって、こういうことなんやー!と、このときに大実感した。
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一見、飲酒習慣やお酒で顔が変わるか、なんて関係なさそうに見えるが、意外と大事なポイント。
あくまで一つの体質を見るためのヒントとして、こういうところも聞いていく。
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…だが、某バンダナ先生は脱力のプロ、全く顔が変わらないので疑問である。
ゆるみが極まったら、逆にそんな現象が起こるのか?と、いつも不思議に思う。
だから、絶対にはならない。あくまでヒントとして。
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