人生、「もう、いいっかなぁ~」なんて思いながら、そこそこ一生懸命な数日があっという間に過ぎてしまいました。
前回のブログで、39歳の時の臨死体験が一つのきっかけになって、よりいっそう一生懸命に生きることになったと書きましたね。
筆者の臨死体験って、幽体離脱して自分を上から眺めていたとか霊界人と会って啓示を受けたとかって、そんな華々しい?ものじゃないのですよねぇ。
自分的には、ちょっとお恥ずかしい… (苦笑)
さあさて、どこから書きましょうかねぇ。
母方の家系はいわゆる霊能系でして、筆者は子供のころから母親が何か言ってもフ~ンって聞き流す方で、あんまり信じてなかったのですよね。
筆者は、まあ割とこの世的な観念にどっぷり洗脳されてた、どこにでもいる普通の子供で、特に何かが観えたり聞こえたりすることってありませんでした。
まあせいぜい、勘のいい子と言われたくらいですかねっ。
まあ確かに、生まれたばかりの頃は色々見えてましたが(覚えてるのですよぉ)、それは何も筆者が特別じゃなくて、みなさまもそうだったと思います。
そんな筆者が自宅でのある朝、焼け火箸がみぞおちに刺さった!と感じた瞬間動けなくなり、そのまま救急搬送されたのです。
担ぎ込まれた病院のレントゲン室で言い渡されたのは、腸に五百円玉くらいの穴が空いてて、腹腔内に消化液が出てるので緊急手術ということでした。
まあ痛かったですよ。
今回の大ケガでもたいがい痛かったですが、内臓痛の痛みというのはまた格別な痛みの味わいがありますねぇ。💦
この痛みを一度でも味わったら、切腹なんてとんでもなくできませんよ。(笑)
それはさておき、その時にね『もれてるのは、その辺だけやで!』って大きな声がはっきりと聞こえたのです。
それなら、切らなくてもいいやん。
そう思ったものですから手術しない、といったのですね。
そしたら筆者を取り囲んでる数人の医師が、「君、死ぬで!」って。
それでも、頑として拒否してましたら、このまま何もしないで死なれると、病院が困るのやと言われまして、それもそうだなと納得はしたものの、やっぱり切りたくなかったのですねぇ。
それで妥協案として、ギリギリになるまでこのまま置いてもらって、いよいよダメだという状態になったら手術してくれるようにお願いしまして、いつでも手術ができる状態で集中治療室で経過観察してもらったのです。
で気が付いて目を開けると、ちょうど医師が上から筆者の顔を覗き込んでまして、「君の粘り勝ちやな…」と言い放ったのですねぇ。
さて、問題はその集中治療室での間に見たことです。
真っ暗な中に、巨大で鮮明なカラーの画面がありまして、そこには筆者がこの世に生まれてからのことが映し出されてるのです。
のちに、これがかの有名な走馬灯だったんだ!って知ったのですねぇ。💦
その映像のスピードは、べらぼうに速いのですが人生をもう一度味わってるって感じで、とにかく感覚・感情をリアルに感じながら見てたのですね。
そして観終わったと思うと、筆者の左手に姿は見えないものの女性らしき存在が、
『今回のあなたの人生での選択は ー中略ー 帰って来ても良いですが、もう一度しなければなりませんよ。今までの人生もそうだったでしょう』
って告げるじゃないですか。
いったい何の話やねん!
って、この時になって初めて自分が死のうとしてることに気が付いたのですね。
それで、あぁ~、自分はこのまま死ぬのか…残った母親や兄弟たちは泣くやろなぁ~って、すぅ~っと意識が途切れ始めた瞬間、
なんしにこの世に降りてきたんやろ?
自分でも不思議なことにこんな思いが出てきたと同時に、
これがなにをさておいても大事なことなんだ!
って感覚がしてハッとしたのです。
そしてこの世に降りてきたことの意味が分からないまま、帰るのはとても寂しいなぁ~、残念だなぁと感じながら意識が無くなり、目が覚めると先に書きました医師が上から覗き込んでいたのですね。
でね、なんとなくですが、生きることを自分が選んだんだなって思ったのですね。
でね、筆者は、変な夢見たな~ってとろいこと思ってまして、動けるようになってから会う約束をしてた女友達に電話したのですね。
連絡もできずに、すっぽかしてしまったのですから。
そして突然の病で入院してることと変な夢を見たことを告げたのですね。
するとその女友達、すでに筆者の身に起きたこと全部知ってるのです!
びっくりしましたよぉ~、目の玉飛び出そうでしたもんね。
(以前から、うすうす変な子だとは感じてたのですが…)
そして謎の女性が筆者に語りかけた「今回のあなたの人生の選択は…」って言いかけると、そこから先をその女友達がスラスラ言うではありませんか。
なんで知ってるねん!って言うと、その女友達、寝てる間に勝手に涙が出てきて筆者と一緒に謎の女性の声を聴きながら「あぁ~、金澤さん、死ぬんだ」って思ったそうです。
そこでやっと、あれは単なる夢じゃなかったんだ!!って悟ったのです。
これをきっかけに、筆者は自分のいくつかの過去世を思い出すというか見えるようになりまして、おまけに過去世の記憶を共有する人との出会いが続いたのであります。
もうそら、びっくり、驚きの連続でして、そして
なんしにこの世に降りてきたんやろ?
って思いが、一時も頭から離れなくなったのですねぇ。
続きます (笑)
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