この記事について
病院で病名がつけられると、不安な気持ちが生じます。自分の心と体に起きていることが分らないと、医療側にすべてを任せることになります。
自分に起きてることの理由が見えると、自分の体を取り戻し、自分で解決していくことができるようになります。
病名がつくとき、体は自分の手を離れてしまう
病院でアトピー、喘息、高血圧、あるいは膠原病などの難病……。そんな病名を告げられた瞬間、多くの人は自分の体でありながら、どこか「自分のものではない」感覚に陥ります。
「病名」というレッテルを貼られた途端、体はまるで「故障した機械」のように扱われ、数値や画像データだけで判断されるようになります。なぜ今の状態になったのか、本当の理由がわからないまま他者に判断を委ねることで、心は不安に支配され、その不安がさらなる体調悪化を招くという悪循環が生まれてしまうのです。
「呼吸が苦しい」のは、病気の進行なのか?
当院に来られる難病を抱えたある患者さんの例をお話ししましょう。
ある難病と診断された方は「最近、呼吸がしづらい、空気が入ってこない」と仰いました。病院の医師に相談すると、「病気が進行しているのかもしれません。検査をしましょう」と言われたそうです。
患者さんの心にある大きな不安が、私にも伝わってきました。しかし、東洋医学的な視点で詳しく診察(脈診・腹診・舌診など)を行ってみると、原因は意外なところにありました。
それは、「食滞(しょくたい)」。つまり、食べたものがうまく消化されずに停滞している状態です。
自分の生活と、体の異変がつながる瞬間
詳しくお話を伺うと、最近お仕事が忙しく、夕食の時間がかなり遅くなっていたことが分かりました。
夜遅くに食事をすると、胃の中に食べ物が残りやすくなります。すると、物理的に胃が膨らんだままになり、横隔膜が下がるのを邪魔してしまうのです。これが「呼吸のしづらさ」の正体でした。
このメカニズムをお伝えすると、患者さんはパッと表情を明るくされました。
**「病気が悪化したのではなく、自分の生活習慣が今の体を作っていたんだ」**
と納得されたからです。
鍼治療でその「食滞」を取り除くと、呼吸はすぐに楽になりました。病院で危惧された「病気の進行」ではなく、日々の過ごし方を改善することで解決できる問題だったのです。
自分の体とつながる、という大きな安心
自分の体に起きていることが、自分の日常や心とどう相関しているのか。それが自分で認識できれば、医療だけに頼らない解決方法が見つかります。
自分の体を他者に任せきりにするのではなく、自分自身の手に取り戻すこと。
それは、社会全体の医療費抑制につながるだけでなく、何よりも**「自分は大丈夫だ」という大きな安心感**を患者さん自身にもたらします。
また当院では、単に症状を抑えるだけでなく、患者さんが自身が自分の体と対話し、自分とつながるためのお手伝いを続けています。
当院では、自分の心と体と魂の統合というテーマで呼吸瞑想会を開催しています。
ご興味のある方は、ぜひお立ち寄りください。
「自分とつながる呼吸瞑想会」のご案内






コメントを残す