陰陽別論篇第七 2018.11.09 意釈 黄帝内経・素問 筆者 : 金澤秀光 黄帝が問うて申された。 人に四経、十二従有りというのは、何を言っているのであろう、と。 岐伯がそれに対して、以下のように申された。肝・心・肺・腎の四経は、四時に応じており、十二従とは、... つづきを見る
陰陽離合論篇第六 2018.10.31 意釈 黄帝内経・素問 筆者 : 金澤秀光 黄帝が問うて申される。 余は、天を陽とし、地を陰とし、日を陽とし、月を陰とする。この天地・日月の陰陽変化で月の大小が生じ、そして三百六十日を一年としてまた循環する。人もまた自然界の陰陽変化に応じて... つづきを見る
陰陽応象大論篇第五 2018.09.27 意釈 黄帝内経・素問 筆者 : 金澤秀光 黄帝が申された。 陰陽というものは、天地大自然の絶対的な法則である。 この世に存在するあらゆるものは、この法則によらないものは無いのである。 春に芽を出し生まれ、秋に死に枯れ生々流転する... つづきを見る
4.金匱真言論篇第四 2018.07.03 意釈 黄帝内経・素問 筆者 : 金澤秀光 黄帝が問うて申された。 自然界に八風があり、人体の経脈に五風あるというのは、一体どういうことなのか。 岐伯がそれに対して、以下のように述べられました。 八風が邪を発して、経絡に侵入し、さら... つづきを見る
3生気通天論篇第三 2018.06.25 意釈 黄帝内経・素問 筆者 : 金澤秀光 黄帝が以下のように申された。太古より万物の生命の根源は、天の気に通じているものである。 それはまた天の気も生命も、陰陽の変化が本であるからである。 天地の間は、東西南北の四方と、上下の合わせて... つづきを見る
2.四気調神大論 2018.05.03 意釈 黄帝内経・素問 筆者 : 金澤秀光 春の季節、すなわち立春から立夏までの3カ月を発陳(はっちん)と称します。この季節はまるで種から芽が出るように、気が徐々に発生し始める季節であります。私たちの感覚としては、冬の寒気が緩み、物事が始ま... つづきを見る
1.上古天真論 2018.04.29 意釈 黄帝内経・素問 筆者 : 金澤秀光 昔、黄帝という方がおられた。 生まれながらにして人と違った霊妙さが備わっており、赤ん坊の時からすでに会話しておられた。幼少にして広く物事に通じておられ、成長してからはどっしりとして物事に動じない... つづきを見る