ブログ「鍼道 一の会」

会長 稲垣 順也先生 略歴

講師

会長・講師 : 稻垣 順也

一の会鍼灸院・副院長

大阪医療技術学園専門学校・非常勤講師,森ノ宮医療学園専門学校・非常勤講師

 経絡とは、東洋医学が見出した「体の内側から外側までの間で成立する連動性」の象徴だと思っています。
 そして、その連動性を回復・維持・向上させることにより、各人の持ち合わせている本来の力がどのような場面でも発揮されるようにお膳立てをしていくのが鍼灸師の使命だとも思っています。

 そこで、そのお膳立てを成し遂げる上での手掛かりになるものとして、『基礎医学講座』では、「東洋医学における人体の生理」「人がなり得る病的状態の全て」「病的状態を引き起こす原因」などについて紹介していきます。

 一方、『臨床医学講座』では、まずは診察術から紹介していきますが、『鍼道 一の会』の診察術では、相手の病的状態を区別することだけでなく、そこから一歩進んで、「なぜその人はその病的状態に居着いたまま治れないのか?」という問いへの答えを、その人の肉体自体に求めていくこと……つまり、「その人を病的状態に陥らせている原因としてのツボの病的変化」を探し当てるという点を、当然のことではあるのですが、重視しています。

 そのようにして探し当てた「その人を病ませているツボ」を、鍼やお灸によって改善していくことが、人体を調和へと導き、病気を単なる弱さや老いへと変化させ、人生を喜びと共に全うさせることの出来る「真の鍼灸治療」なのではないかという風に、稻垣順也という男は考えております。

稲垣 順也先生 略歴

1979年兵庫県姫路市に生まれる。
1995年当院の前身である「逢祥庵」にて院長・金澤の診療を受け、東洋医学と出会う。
2006年郷里を離れ、院長・金澤秀光に弟子入り。
2009年森ノ宮医療学園専門学校・鍼灸学科を卒業、はり師・きゅう師免許を取得。
2012年通信制大学にて、心理学と教育学を学び始める。
2013年師・金澤の許しと勧めを得て、当院での鍼灸臨床を開始。
2014年大阪医療技術学園専門学校・東洋医療技術教員養成学科を卒業。
10月より同校の非常勤講師として奉職。
「鍼道 一の会」にて学術部長及び講師を務める。
2015年~森ノ宮医療学園専門学校・非常勤講師として奉職。

 幼い頃から血友病性関節症に悩まされるが、遺伝性疾患が原因であるにも関わらず、症状の出現に一定の規則性が見られることを疑問に感じていた。その中で東洋医学と出会い、季節や飲食物の影響などをも分析の対象とするこの医学の懐の深さに驚くと共に、その実用性を体感する。
 鍼灸学校へ入学後は中医学や藏象・経絡に加え、中薬学・傷寒論・吉益東洞医学を学び、多角的に人体の真理を追究。
 多くの病める人々が、現在の自分と同様、自身の“主治医”となることが出来れば、患者と医者との境界線は薄れていき、医なき世界(患者なき世界)が実現されるのではないかと考え、その一助となるべく、より実践的で効果的かつ普及可能な鍼灸医学の構築を目指す。

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