一般公開動画 「学ぶということ」 2016.05.25 公開動画 筆者 : 金澤秀光 2015年度『一の会・東洋医学基礎講座』より~学ぶということ~古典を背景とした『一の会』も、2016年度で3期目を迎えました。これを記念して、昨年度基礎講座の冒頭、金澤の講義を公開しました。... つづきを見る
引きつけ直前・・・陽明病の常と変 2016.03.14 筆者 : 金澤秀光 色鮮やかな季節ですねぇ昨日は『一の会基礎講座』の年度最終回でした。参加者の皆様、お疲れさまでした。次年度は、いよいよ臨床実技を豊富に盛り込んで参りますので、みんなで真剣に、かつワイワイやりまし... つづきを見る
東西医学の世界観・人体観 2016.03.08 筆者 : 金澤秀光 香り立つ・・・それぞれの国と地域の文化は、気候風土の違いを基盤として成立しており、その世界観は各国の民族医学に色濃く反映されている。「人間をどう捉えるのか」という命題に対する回答は、医学を志す者に... つづきを見る
東洋医学の背景 2016.03.07 筆者 : 金澤秀光 梅も見ごろ東洋医学の歴史は、三千年とも四千年とも言われている。ことに鍼灸医学においては、石器時代から行われていたことが考古学的にも知られている。これから鍼灸医学を学ぼうとする諸氏は、黄帝内経が著さ... つづきを見る
邪気の向かう方向と場所 2016.02.18 筆者 : 金澤秀光 春つぼみあいらしいいよいよ春めいて参りましたね。これから三寒四温と呼ばれているように、寒暖を繰り返しながら夏に向かって行くわけですが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。治療家の皆さまの... つづきを見る
症例の評価での留意点 2016.02.15 筆者 : 金澤秀光 まるでバラのよう・・・山茶花14日『一の会基礎講座』で、筆者の娘が患ったインフルエンザB型が呼吸器症状を呈する間もなく一日で治癒した症例を提出したので、その内容を簡単にまとめて開示し、治療家が症例... つづきを見る
流れの中に、不変を観る・・・不易流行 2016.01.29 筆者 : 金澤秀光 陽の光がうれしい・・・「ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」鴨長明のみならず、世の無常を説いている人はたくさんいらっしゃいます。この変化止まない無常=流行の中に、普遍の真理=不易を... つづきを見る
相生・相剋法則の有効性と限界 2016.01.18 五行論 筆者 : 金澤秀光 光の玉と化した、雨水まず最初に、五行論的法則性を運用する際に、留意しておくべき提言を挙げておく。五行論に限らず、対象を認識する場合、絶対的に正しい視点というものは無く、その時々に応じて最も適切な視... つづきを見る
五行色体表の用い方 2016.01.17 五行論 筆者 : 金澤秀光 寒風の中、微笑んでいるよう五行色体表は、木・火・土・金・水の五つの性質に分類・整理されたものであるが、まず最初に観念的に覚える必要がある。そしてさらに、一歩踏み込んで五つの属性に分類された理由を捉... つづきを見る
五行論―五行の特性① 2016.01.10 五行論 筆者 : 金澤秀光 早朝、鳥たちがついばんでいた木・・・生木は、豊かな大地の水と天の陽光を受け、草木が芽を出し伸び伸びと成長し、青々とした葉を茂らせる様子が連想される。また幹や枝葉は曲がっていても全体としてはバランス... つづきを見る
五行論 - 序論 2016.01.08 五行論 筆者 : 金澤秀光 サザンカ―愛らしい・・・五行論は、陰陽論と同じく認識論のひとつである。その五行論は、四書五経の内の書経(しょきょう)、またの名を尚書(しょうしょ)の中の洪範に初めて見ることができ、春秋戦国時代... つづきを見る
四時と人間の相関― 4.冬ー蔵 2015.12.26 四時と人間の相関 筆者 : 金澤秀光 冬鳥たちはどのように過ごしているのだろう4.冬ー蔵冬の季節、すなわち立冬から立春までの3ヶ月を、古来これを閉藏(へいぞう)と言います。秋に収穫したものを、蔵の奥深くにしまい込み、堅く門戸を閉ざす... つづきを見る
四時と人間の相関― 3.秋‐収 2015.12.25 四時と人間の相関 筆者 : 金澤秀光 自然に、美しく枯れていく3.秋‐収【秋・・・収める気】秋の季節、すなわち立秋から立冬までの3カ月を、古来これを容平と言います。春に芽生え、夏に盛んに成長し、秋になって万物が堅く引き締まり、形が定... つづきを見る
四時と人間の相関― 2.夏-長 2015.12.24 四時と人間の相関 筆者 : 金澤秀光 夏・・・躍動感あふれる季節2.夏‐長【夏・・・成長の気】夏の季節、すなわち立夏かから立秋までの3カ月を、古来これを蕃秀(ばんしゅう)と言います。天と地の気が最も盛んに交流し、花は咲き栄え、万物が... つづきを見る
四時と人間の相関― 1.春‐生 2015.12.23 四時と人間の相関 筆者 : 金澤秀光 春・・・梅の花1.春‐生【春・・・生まれる気】春の季節、すなわち立春から立夏までの3カ月を古来、発陳(はっちん)と言います。 自然界のあらゆるものが表面に出てきて、ゆっくりと動き始め... つづきを見る