瞑想するということ(1) 2015.04.11 呼吸瞑想について 筆者 : 金澤秀光 雨天の晴れ間にて於:近隣の桜並木にて自我の持つ性質のひとつに、分別・判断するということがあげられる。自分は正しい・間違っている、社会的評価の上下、経済的な多寡、認められる・認められない・・・など... つづきを見る
呼吸と元気(2) 後天の元気―天地の気の特徴 2015.02.11 呼吸瞑想について 筆者 : 金澤秀光 東洋では、物事を陰陽で認識しようという考え方があります。例をいくつか上げますので、イメージするのに用いて下さい。陽:天 上 気... つづきを見る
呼吸と元気(1)・・・元気とは 2015.02.07 呼吸瞑想について 筆者 : 金澤秀光 元気とは精神的にも肉体的にも、充実感にあふれている状態を指して言います。決して、病院で検査してどこにも異常が無いという状態ではありません。検査で異常が無くても、見るからに病的で元気の無い人を見かけ... つづきを見る
医の技(5)孔穴主治法第一 面部諸穴三十九穴 頤下部二穴 2015.02.02 医心方 筆者 : 永松周二 医心方では、頭部を頭部、面部、頤下部の三部位に分けて記述しています。頭部では三部位に分けた後、更に一行、二行、三行と分けていますが、面部では正中線の一行七穴とその他として三十二穴を分け、頤下部では... つづきを見る
呼吸瞑想会のいきさつ(2) 2015.01.17 呼吸瞑想について 筆者 : 金澤秀光 数年間、「いおり健康教室」で、呼吸法を行っているうちに、意識的に呼吸をしようと思っても、息がスムーズに入ってこないと訴える方を多く目にするようになってきました。これもまた、さまざまな理由と原因... つづきを見る
呼吸瞑想会のいきさつ(1) 2015.01.15 呼吸瞑想について 筆者 : 金澤秀光 呼吸瞑想会を始めようと思い立ったきっかけは、来院される方の呼吸がとても浅い方が多かったことによります。呼吸が浅いと、疲れやすくなるだけでなく具体的に病を生じます。深くゆったりとした呼吸は、健康を... つづきを見る
医の技(4) 孔穴主治法第一 頭部三行、その他愚考 2015.01.09 医心方 筆者 : 永松周二 頭部は五行に分割して考察していますが、左右対象の為、一つとして捉えると三となります。一生二、二生三、三生万物と言われている道ですが、三から五を生み陽数の極みが五であることを考えると、臓腑の五行と異... つづきを見る
医の技(3) 孔穴主治法第一 頭部二行 愚考 2014.12.26 医心方 筆者 : 永松周二 頭部二行は、所謂足太陽膀胱経の頭頂部周辺の経穴五箇所が記載されている。五処此れを以て諸々の陽気の熱、衄、善く嚏り、風にて頭痛み、汗出で、寒熱を癃み、脊強 ... つづきを見る
医の技(2)医心方巻二 孔穴主治法第一 頭部一行愚考 2014.12.13 医心方 筆者 : 永松周二 頭部は五行として前から後へ五本のラインで区切ってそれぞれの取穴部位、症状、主治、鍼の深度、灸の壮数を記載しています。五行と言っても正中線(矢状縫合に沿った督脈)以外は左右一対なので、実際には三種に... つづきを見る
医の技(1) 医心方巻二 鍼灸 2014.12.10 医心方 筆者 : 永松周二 医心方巻一の心、志、技、道具の準備を終えたら、いよいよ丹波康頼の本道である鍼灸に入ります。鍼灸編では、黃帝明堂経、華扁鍼灸法は難しく、又それぞれ分かれていて分かりにくいので、部分別に主治を書きなが... つづきを見る
医の心(9) 薬畏悪相反法第九及び諸薬和名第十 2014.12.08 医心方 筆者 : 永松周二 医心方巻一の最後の篇に当たる、薬畏悪相反法と諸薬和名は、どちらもかなり専門的な薬材のお話しです。薬畏悪相反法は、漢方の七情の考え方(感情の喜、怒、哀、懼、愛、楽、欲と単行、相使、相悪、相反、相畏、... つづきを見る
医の心(7) 合薬料理法 第六 2014.11.22 医心方 筆者 : 永松周二 医心方巻一の第六篇は調合法についての記載になります。ここでも冒頭に、薬を搗く際には、先ず香を焚き、水を撒いて清潔にし、雑談をしてはいけない。幼い子供に薬を搗かせ、努めてこ... つづきを見る
医の心(6) 服薬中毒方 第五 2014.11.20 医心方 筆者 : 永松周二 服薬中毒方では、葛氏方をメインに、集験方、医門方、本草経から引用されています。様々な誤治による症状を改善する為の処方が書かれています。冒頭の重態の時の処方である、東壁土をはぎ取って、水三升で飲む... つづきを見る
医の心(8) 薬斤両升合法 第七 及び 薬不入湯酒法 第八 2014.11.13 医心方 筆者 : 永松周二 第七篇薬斤両升合法は、度量衡に関して記載されています。敢えて書くと、度量衡は数字であり、道具です。本草経、蘇敬の言葉、葛氏方、千金方、経心法、小品方等から引用されています。煩雑な為、要点のみを述べ... つづきを見る
医の心(5) 服薬禁物第四 2014.11.06 医心方 筆者 : 永松周二 服薬節度では、養生の大切さと薬の服用基準について書かれていましたが、服薬禁物については、薬を服用する際の食事制限に関して書かれています。服薬しているときは、主に蒜、ぬるぬるしたもの(恐らく、こんぶ、と... つづきを見る