副会長・講師 江見 木綿子
(大阪医専/東洋医学部・教員)
専門学校の専任教員として、鍼灸学校の学生の方と日々学びを共にしています。
けれども学校の授業は時間が限られていて、なかなか教科書以上のことを学ぶのは難しいと感じています。
学校で学んだ東洋医学の知識をさらに深めたい、世界観をもっと理解したいと思う方は、古典を読んで検証することです。検証する際は四診を丁寧に行うこと。
① 古典を読み、②理論を検証し、③丁寧に四診を行うこと。この全てを一の会で実践できます。
鍼灸師8年目の私も東洋医学理論で疑問に思うことや、勉強中のことがまだまだたくさんあります。一の会に参加してくださっている先生方と議論をしながら講座を進め、理解を深めていきます。
江見 木綿子先生 略歴
1988年生まれ 大阪府出身 | |
2007年 | 高校卒業後、大阪のテーマパークで勤務 |
2013年 | 大阪医専鍼灸学科卒業。はり師・きゅう師免許取得 |
2015年 | 「鍼道 一の会」入会 |
2016年 | 大阪医療技術学園専門学校・東洋医療技術教員養成科卒業 |
大阪医専・専任教員として教壇に立つと共に、金澤院長に弟子入り、「いおり鍼灸院」にて臨床研修を開始 | |
2017年 | 「鍼道 一の会」において講師活動を開始 |
2019年 | 令和元年7月、「一の会 鍼灸院」にて臨床を開始 |
高校生の頃から心がしんどく、精神安定剤を服用する時期が続いていましたが、高校卒業後は幼い頃からの夢であった音楽関係の仕事に就き、充実した日々を過ごすことができていました。
そんな生活の中で、ふと『自分の心が安らかであれば、健康で感動的に生きることができるのだ』と、自分の「こころ」に素直になれる啓示的気付きが訪れたのです。
それ以後、不思議と薬剤が必要でなくなり、ご縁により鍼灸師への道を志すことになりました。
鍼灸免許取得後、整骨院で勤務し臨床を重ねるも、自分の鍼灸治療の「軸」となる哲学が無いことに気づき、さらに道を求めて教員養成科に進学、そこで師匠となる金澤先生との出会いを果たしました。
そして臨床的にも学問的にも深味のある伝統医学の魅力に感じ入り、「鍼道 一の会」に入会して金澤先生に師従すること3年余り。
この度、師匠金澤先生の推挙を得て、新「一の会 鍼灸院」で臨床を始めることに致しました。
今後は、教員職に従事しながら患者さんの「心と身体の安らぎ」を心中の軸にし、来院される患者さまのお役に立つ臨床を行って参ります。
みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。
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