活動報告ー8月 臨床医学講座 2018.08.29 東洋医学講座 活動報告 筆者 : 金澤秀光 暦の上ではすでに秋。 とはいえ、お盆を過ぎても続くこの暑さに食傷気味の今日この頃ですが、それでもようやく明け方などに秋の気配を感じられるようになって参りましたね。夏の発散から一転、物事は収斂し、実... つづきを見る
活動報告ー8月基礎医学講座 2018.08.10 東洋医学講座 活動報告 筆者 : 金澤秀光 猛暑が続いている今年の夏。 8月5日、この日も酷暑という表現が相応しいほどの暑さの中、開催させていただきました「鍼道一の会」東洋基礎医学講座のレポートです。 まずは、この暑さもなんのその... つづきを見る
活動報告ー7月 臨床医学講座 2018.07.25 東洋医学講座 活動報告 筆者 : 金澤秀光 猛暑が続いていますね。 7月23日は、二十四節気では一年中で最も暑い頃とされている「大暑」でした。 先日7月22日の「鍼道一の会」東洋臨床医学講座も、暑いというより「熱い」がぴったりくるような... つづきを見る
203.厥陰病 374条~381条 最終章 2018.07.24 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【三七五条】 下利後更煩、按之心下濡者、為虛煩也、宜梔子豉湯。方十六。 下利したる後更に煩し、之を按じて心下濡(なん)の者は、虛煩(きょはん)と為すなり、梔子豉湯に宜し。方十六。 374条で、大承... つづきを見る
202.厥陰病 374条 讝語・燥屎 宜小承気湯 2018.07.23 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【三七四条】 下利讝語者、有燥屎也、宜小承氣湯。方十五。 下利して讝語する者は、燥屎(そうし)有るなり、小承氣湯に宜し。方十五。 下利をして讝語するのですから、この下痢も熱痢の範疇に入りますね。 ... つづきを見る
201.厥陰病 373条 欲飲水 白頭翁湯 2018.07.22 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【三七三条】 下利欲飲水者、以有熱故也、白頭翁湯主之。十四(用前第十二方)。 下利し水を飲まんと欲する者は、熱有るを以ての故なり。白頭翁湯を之を主る。十四(前の第十二方を用う)。 この場合の下利は、... つづきを見る
200.厥陰病 372条 先裏後表 桂枝湯 四逆湯 2018.07.21 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【三七二条】 下利腹脹滿、身體疼痛者、先温其裏、乃攻其表。温裏宜四逆湯、攻表宜桂枝湯。十三(四逆湯用前第五方)。 下利し、腹脹滿し、身體(しんたい)疼痛する者は、先ず其の裏を温め、乃ち其の表を攻む。裏... つづきを見る
199.厥陰病 370・371条 白頭翁湯 2018.07.20 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【三七〇条】 下利清穀、裏寒外熱、汗出而厥者、通脉四逆湯主之。方十一。 下利清穀、裏寒外熱し、汗出で厥する者は、通脉四逆湯(つうみゃくしぎゃくとう)之を主る。方十一。 通脈四逆湯に関しては、すで... つづきを見る
198.厥陰病 359条 乾姜黄連黄芩人参湯 2018.07.19 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【三五九条】 傷寒本自寒下、醫復吐下之、寒格、更逆吐下。若食入口即吐、乾薑黄芩黄連人參湯主之。方十。 傷寒本(もと)自と寒下(かんげ)するに、醫復た之を吐下して、寒格(かんかく)し、更に逆して吐下す。... つづきを見る
197.厥陰病 356条 茯苓甘草湯 2018.07.18 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【三五六条】 傷寒厥而心下悸、宜先治水、當服茯苓甘草湯、却治其厥、不爾、水漬入胃、必作利也。茯苓甘草湯。方八。 傷寒厥して心下悸するは、宜しく先ず水を治すべし。當に茯苓甘草湯(ぶくりょうかんぞうと... つづきを見る
196.厥陰病 353条~355条 四逆湯 瓜蒂散 2018.07.17 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【三五三条】 大汗出、熱不去、内拘急、四肢疼、又下利厥逆而惡寒者、四逆湯主之。方五。 大いに汗出で、熱去さらず、内拘急(こうきゅう)し、四肢疼(いた)み、又下利厥逆し惡寒する者は、四逆湯之を主る。方五... つづきを見る
195.厥陰病 352条 当帰四逆加呉茱萸生姜湯 内有久寒 2018.07.16 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【三五二条】 若其人内有久寒者、宜當歸四逆加呉茱萸生薑湯。方四。 若し其の人内(うち)に久寒有る者は、當歸四逆加呉茱萸生薑湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)に宜し。方四。 352条は、前... つづきを見る
194.厥陰病 351条 当帰四逆湯 手足厥 2018.07.15 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【三五一条】 手足厥寒、脉細欲絶者、當歸四逆湯主之。方三。 手足厥寒し、脉細にして絶せんと欲する者は、當歸四逆湯(とうきしぎゃくとう)之を主る。方三。 条文の冒頭に手足厥寒とあります。 これまで出... つづきを見る
193.厥陰病 350条 白虎湯 2018.07.14 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【三五〇条】 傷寒脉滑而厥者、裏有熱、白虎湯主之。方二。 傷寒、脉滑にして厥する者は、裏に熱有り、白虎湯之を主る。方二。 傷寒で裏熱で白虎湯証ですが、厥証には寒厥と熱厥があるのですが、この場合は熱厥... つづきを見る
192.厥陰病 338条 鳥梅丸 2018.07.13 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【三三八条】 傷寒脉微而厥、至七八日膚冷、其人躁、無暫安時者、此為藏厥、非蚘厥也。 蚘厥者、其人當吐蚘、令病者靜、而復時煩者、此為藏寒。蚘上入其膈、故煩、須臾復止。 得食而嘔、又煩者、蚘聞食臭出、其人... つづきを見る