163.陽明病 260条 橘子色 茵蔯蒿湯 2018.06.11 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【二六〇条】 傷寒七八日、身黄如橘子色、小便不利、腹微滿者、茵蔯蒿湯主之。四十二(用前第二十三方)。 傷寒七、八日、身黄(おう)なること橘子(きっし)の色の如く、小便不利し、腹微滿する者は、茵蔯蒿... つづきを見る
162.陽明病 256条 脉滑数 宜大承気湯 2018.06.10 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【二五六条】 陽明少陽合病、必下利。其脉不負者、為順也。負者、失也。互相剋賊、名為負也。脉滑而數者、有宿食也、當下之、宜大承氣湯。四十(用前第二方)。 陽明と少陽の合病、必ず下利す。其の脉負ならざる者... つづきを見る
161.陽明病 252条~255条 晴不和 宜大承気湯 2018.06.09 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【二五二条】 傷寒六七日、目中不了了、睛不和、無表裏證、大便難、身微熱者、此為實也。急下之、宜大承氣湯。三十六(用前第二方)。 傷寒六、七日、目中了了(りょうりょう)たらず、睛和(せいわ)せず、表裏の... つづきを見る
160.陽明病 248・249条 蒸蒸発熱 調胃承気湯 2018.06.08 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【二四八条】 太陽病三日、發汗不解、蒸蒸發熱者、屬胃也、調胃承氣湯主之。三十二(用前第一方)。 太陽病三日、發汗して解せず、蒸蒸(じょうじょう)として發熱する者は、胃に屬するなり。調胃承氣湯之を主... つづきを見る
159.陽明病 243条 呉茱萸湯 2018.06.07 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【二四三条】 食穀欲嘔、屬陽明也、呉茱萸湯主之。得湯反劇者、屬上焦也。呉茱萸湯。方二十九。 穀を食して嘔せんと欲するは、陽明に屬するなり、呉茱萸湯(ごしゅゆとう)之を主る。湯を得て反って劇しき者は、上... つづきを見る
158.陽明病 241条 大下後 宜大承気湯 2018.06.06 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【二四一条】 大下後、六七日不大便、煩不解、腹滿痛者、此有燥屎也。所以然者、本有宿食故也、宜大承氣湯。二十七(用前第二方)。 大いに下したる後、六、七日大便せず、煩解(はんげ)せず、腹滿痛する者は、此... つづきを見る
医学で扱わない諸問題について 2018.06.05 公開動画 東洋医学講座 筆者 : 金澤秀光 通常、医学ではいわゆるスピリチュアルな問題は取り扱われていません。 この動画で取り上げているのは、共感性が非常に高いが故に、患者さんの症状をそのまま受けてしまい、自ら病んでしまった症例を取り上げて... つづきを見る
157.陽明病 240条 宜 大承気湯 桂枝湯 2018.06.05 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【二四〇条】 病人煩熱、汗出則解。又如瘧狀、日晡所發熱者、屬陽明也。脉實者、宜下之。脉浮虛者、宜發汗。下之與大承氣湯、發汗宜桂枝湯。二十六(大承氣湯用前第二方桂枝湯用前第二十一方)。 病人煩熱する... つづきを見る
156.陽明病 239条 発作有時者 2018.06.04 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【二三九条】 病人不大便五六日、繞臍痛、煩躁、發作有時者、此有燥屎、故使不大便也。 病人大便せざること五、六日、臍を繞(めぐ)りて痛み、煩躁し、發作時有る者は、此れ燥屎(そうし)有るが故に大便せざらし... つづきを見る
155.陽明病 238条 大承気湯に宜し 2018.06.03 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【二三八条】 陽明病、下之、心中懊憹而煩、胃中有燥屎者、可攻。腹微滿、初頭鞕、後必溏、不可攻之。若有燥屎者、宜大承氣湯。二十五(用前第二方)。 陽明病、之を下し、心中懊憹(おうのう)として煩し、胃... つづきを見る
154.陽明病 237条 蓄血 抵当湯 2018.06.02 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【二三七条】 陽明證、其人喜忘者、必有畜血。所以然者、本有久瘀血、故令喜忘。屎雖鞕、大便反易、其色必黑者、宜抵當湯下之。方二十四。 陽明の證、其の人喜忘(きぼう)する者、必ず畜血(ちくけつ)有り。然(... つづきを見る
東洋医学講座・公開動画 ~翳鍼~(5月臨床講座より一部抜粋) 2018.06.01 公開動画 東洋医学講座 活動報告 筆者 : 金澤秀光 2018年5月27日に開催しました臨床医学講座の一部を動画にて公開しました。 翳鍼(えいしん)とは、鍼を身体に接触・刺入すること無く、かざすだけで気を動かし効果を得ることのできる鍼法です。 モ... つづきを見る
153.陽明病 236条 茵蔯蒿湯 2018.05.31 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【二三六条】 陽明病、發熱、汗出者、此為熱越、不能發黄也。 但頭汗出、身無汗、劑頸而還、小便不利、渴引水漿者、此為瘀熱在裏、身必發黄、茵蔯蒿湯主之。方二十三。 陽明病、發熱し、汗出ずる者は、此れ熱越す... つづきを見る
151.陽明病 233条 蜜煎導 2018.05.30 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【二三三条】 陽明病、自汗出。若發汗、小便自利者、此為津液内竭、雖鞕不可攻之。當須自欲大便、宜蜜煎導而通之。若土瓜根及大猪膽汁、皆可為導。二十。 陽明病、自汗出ず。若し汗を發し、小便自利する者は、此れ... つづきを見る
活動報告ー5月 臨床医学講座 2018.05.29 東洋医学講座 活動報告 筆者 : 金澤秀光 気持ちよく晴れました5月27日、大阪・南森町にあります大阪医療技術学園専門学校の教室をお借りしての臨床医学講座です。 午前の時事講義は、稻垣座長による『弁証の概略』。 稻垣座長 弁証の... つづきを見る