一源三岐について(1)・・・任脈 2015.09.05 一源三岐論 筆者 : 金澤秀光 一源三岐説は王叔和(おうしゅくか・3世紀)によって立てられた説であるが、臨床学の基礎概念として重要であるため、順を追ってまとめてみたい。 一源三岐の一源とは、腎の陰陽の気のことであり、三岐とは... つづきを見る
8/8 養生講座「呼吸瞑想」 2015.08.11 呼吸瞑想 筆者 : 金澤秀光 8月8日土曜の午後、ゴジラが現れるのではないかと思われるほどの、激しい雷雨。動きが取れないと、連絡があり欠席された方もいらっしゃいましたが、呼吸瞑想会は通常通り行いました。身体というのは、意識で... つづきを見る
瞑想するということ(3) 2015.05.23 呼吸瞑想について 筆者 : 金澤秀光 瞑想を通じて、自分の感情や浮かんでくるイメージの中に素直に入っていくと、自我意識の根底には、不安と恐れが存在することが自覚できる。この不安と恐れは、自分が世界から分離された状態‐孤独として意識され... つづきを見る
5/9 養生講座活動報告 2015.05.11 呼吸瞑想 筆者 : 金澤秀光 毎回、ただ坐って呼吸する。この講座では個人的な体験に重きを置いていますので、予断にならないよう、あまり言葉を用いず、坐り方と呼吸の仕方だけを簡単に説明しています。今回に限っては、「思考」について... つづきを見る
4月25日 養生講座活動報告 2015.05.02 体の使い方 筆者 : 金澤秀光 永松先生の気を意識した体の使いかた。この講座では「力を抜く、腹式呼吸、臍下丹田に意識をおく」これらを反復して行っています。今回は木刀を使って丹田に意識をおいて構えるという練習を行いました。なるほど、道... つづきを見る
瞑想するということ(2) 2015.04.28 呼吸瞑想について 筆者 : 金澤秀光 自宅近くの花壇にて自分と思っている自我は、本来存在しないものである。自我というものは、この世に生れ落ちた環境の観念を、自らのものとするところから始まる。生れ落ちた土地の気、周囲が使っている言語や... つづきを見る
瞑想するということ(1) 2015.04.11 呼吸瞑想について 筆者 : 金澤秀光 雨天の晴れ間にて於:近隣の桜並木にて自我の持つ性質のひとつに、分別・判断するということがあげられる。自分は正しい・間違っている、社会的評価の上下、経済的な多寡、認められる・認められない・・・など... つづきを見る
立ちはだかる壁 2015.03.07 筆者 : 金澤秀光 於:多治速比売神社梅林にて子供のころ、あんなに大きく感じて渡ることができなかった川が、大人になってみると、たわいもない小川にみえる・・・そんな経験、皆様にもきっとあると思います。あんなに大きく... つづきを見る
体験に止揚する 2015.03.05 筆者 : 金澤秀光 みなさん、アメリカの大統領をご存知でしょうか。日本の、総理大臣は?ほとんどの方が、オバマ氏、安部氏と即答されるでしょう。では、実際に会ってその人物に触れて、知っていると言っていますか?正確には... つづきを見る
呼吸と元気(2) 後天の元気―天地の気の特徴 2015.02.11 呼吸瞑想について 筆者 : 金澤秀光 東洋では、物事を陰陽で認識しようという考え方があります。例をいくつか上げますので、イメージするのに用いて下さい。陽:天 上 気... つづきを見る
呼吸と元気(1)・・・元気とは 2015.02.07 呼吸瞑想について 筆者 : 金澤秀光 元気とは精神的にも肉体的にも、充実感にあふれている状態を指して言います。決して、病院で検査してどこにも異常が無いという状態ではありません。検査で異常が無くても、見るからに病的で元気の無い人を見かけ... つづきを見る
呼吸瞑想会のいきさつ(2) 2015.01.17 呼吸瞑想について 筆者 : 金澤秀光 数年間、「いおり健康教室」で、呼吸法を行っているうちに、意識的に呼吸をしようと思っても、息がスムーズに入ってこないと訴える方を多く目にするようになってきました。これもまた、さまざまな理由と原因... つづきを見る
呼吸瞑想会のいきさつ(1) 2015.01.15 呼吸瞑想について 筆者 : 金澤秀光 呼吸瞑想会を始めようと思い立ったきっかけは、来院される方の呼吸がとても浅い方が多かったことによります。呼吸が浅いと、疲れやすくなるだけでなく具体的に病を生じます。深くゆったりとした呼吸は、健康を... つづきを見る
プロの鍼 2014.12.25 筆者 : 金澤秀光 東洋医学と民間療法の、違いはなにか。ひとつには、論理性の有無。もうひとつには、症状に対する認識が異なる点にあります。まずもってお断りしておきますが、民間療法が劣っているということではありません... つづきを見る
呼吸について 2014.12.05 筆者 : 金澤秀光 淀川河川敷公園の長い堤防 夕陽を背にして、寒風の中をジョギング 陽が落ちるに従って、東の空に次第に白く、その姿を現わしてきた満月 すでに存在していても、見えないもの ... つづきを見る