四時と人間の相関・・・総論 2015.12.22 四時と人間の相関 筆者 : 金澤秀光 初冬・・・美しく枯れる各地域の文化は、それぞれの気候風土に適うように形成されてきた。文化は、衣食住だけでなく、人々の意識の在り様、方向性まで決定づけます。人が健康に生活していくためには、とりわけ... つづきを見る
⑦ 不離決 2015.12.19 筆者 : 金澤秀光 陰陽論 花火の頃を思い出す・・・ 存在に対して陰陽は便宜上、可分して認識するが、実際的には不可分であり不離決である。例えば、太極としてみれば人類は消長を繰り返しながら増減している。陰... つづきを見る
⑥ 互根・資生 2015.12.18 筆者 : 金澤秀光 陰陽論 寒気の中の花つつましくとも陽気が盛ん(平衡) 一個の物体は、形=物質と気=非物質で成り立っている。(互根) 明るさはロウが熱せられ気化し、炎となって陰陽の交流が持続している姿... つづきを見る
3.太極陰陽の多面性・・・⑤転化・逆転 2015.12.17 筆者 : 金澤秀光 陰陽論 ひそやかに・・・いよいよ寒気到来 ⑤転化・逆転陰陽の消長・盛衰のところで述べたように、陰陽は、互いに一対となりながら反比例的に盛衰を繰り返す。転化には、方向性と性質・状態... つづきを見る
3.太極陰陽の多面性・・・④ 平衡・循環 2015.12.16 筆者 : 金澤秀光 陰陽論 うっすらとしたピンクが、つつましい・・・ ④平衡・循環陽は陰を求め、陰は陽を求め、互いに求め合って自ずから平衡をとろうとする。 陰陽の消長は、平衡という性質があるがゆえに、... つづきを見る
3.太極陰陽の多面性・・・③ 消長・盛衰 2015.12.15 筆者 : 金澤秀光 陰陽論 芽を出し、花咲き、枯れて散る・・・そしてまた芽を出し・・・・ ③消長・盛衰 陰陽の消長とは、陽が増えると陰が減り(図3)、陰が増えると陽が減る(図4)というように相対的に盛衰... つづきを見る
一の会・呼吸瞑想 活動内容開示 2015.12.14 呼吸瞑想 筆者 : 金澤秀光 12日に行いました「呼吸瞑想会」では、いつになく饒舌になってしまいました。ブログ「いおり日記」で最近書いています「気枯れ」に関して、どのような時に「気枯れ」を起こしてしまうのか、筆者自身の体験からお... つづきを見る
3.太極陰陽の多面性・・・② 可分・相対性 2015.12.14 筆者 : 金澤秀光 陰陽論 燃えているようだが、なぜか落ち着く色合い ②可分・相対性陰陽両義に分けた後、認識の必要度に応じて「陽中の陽」「陽中の陰」「陰中の陰」「陰中の陽」など必要に応じて分割し、理論上... つづきを見る
3.太極陰陽の多面性・・・① 二分化・属性 2015.12.12 筆者 : 金澤秀光 陰陽論 さざんか・・・寒気盛んな時期に咲くことができるのは、陽気が盛んであるため日常的に、陰陽を用いて事象を見る目を培うのが肝要 3.太極陰陽の多面性 太極を立てるには、 ... つづきを見る
2.軸(点・中心)と定位 2015.12.10 筆者 : 金澤秀光 陰陽論 冬寒さに負けないひたむきな山茶花(サザンカ) 2.軸(点・中心)と定位 図3-太極陰陽両儀 陰陽論は、単純なモデルでありながら難解とされているのは、 軸... つづきを見る
1.無極と太極 2015.12.09 筆者 : 金澤秀光 陰陽論 冬空に燃えている木の葉 1.無極と太極 無極とは、一元論であり、上下も、中心も軸も無い宇宙そのもの。 認識される以前を「混沌」=無極であるとし、一円で表現される。図1... つづきを見る
陰陽論・・・序論 2015.12.08 筆者 : 金澤秀光 陰陽論 冬至りて至らざるを不及と謂う於:新檜尾台公園 陰陽論は、主に古代中国大陸で起こった哲学を構成する中心的認識論で、起源はよくわかっていないようである。 しかしこの... つづきを見る
気血と左右差の消長・・・付録 2015.11.03 筆者 : 金澤秀光 これから咲こうとする、花のうれしさ前回ブログで『一鍼を下した後の変化をしっかりと捉えると、患者に対する認識はさらに深まり、病の構造も明確になる』と述べたことに関して、例を挙げて説明したい。例えば、... つづきを見る
気血と左右差の消長 2015.10.28 筆者 : 金澤秀光 秋の青空と可憐な花左右差は、肝胆の作用によるものとしての認識は、かなり以前から持っていた。実際、上下だけでなく左右差の大きい身体は、意識・無意識であれ気滞の存在がある。この場合の気滞とは、七情内... つづきを見る
一源三岐論と開・合・枢理論の応用・・・列欠穴と後谿穴 2015.10.24 一源三岐論 筆者 : 金澤秀光 ここに至るまでに、一源三岐論と開・合・枢理論について詳細に述べてきた。筆者が、この二つの理論を併せてどのように臨床に応用しているのかを述べます。衝脉主治穴・・・公孫穴の使い方については、すでに本... つづきを見る