75.太陽病(中)96条 小柴胡湯 2018.03.15 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【九六条】 傷寒五六日中風、往来寒熱、胸脇苦滿、嘿嘿不欲飲食、心煩喜嘔、或胸中煩而不嘔、或渴、或腹中痛、或脇下痞鞕、或心下悸、小便不利、或不渴、身有微熱、或欬者、小柴胡湯主之。方四十八。 傷寒五六日中... つづきを見る
74.太陽病(中)91・92条 四逆湯(2)真寒水仮熱・裏水仮熱? 2018.03.14 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【九一条】 傷寒、醫下之、續得下利清穀不止、身疼痛者、急當救裏。 後身疼痛、清便自調者、急當救表、救裏宜四逆湯、救表宜桂枝湯。四十五(前の第十二方を用う)。 傷寒、醫之を下し、續いて下利を得、清穀止ま... つづきを見る
活動報告ー3月臨床講座 今期最終回 2018.03.13 東洋医学講座 活動報告 筆者 : 金澤秀光 春らしい陽気あふれる青空の下、2017年度最終となる臨床講座を行いました。 午前の「時事講義」は、稻垣座長の元に治療見学に訪れた学生さんからの質問を題材にした話から、およそ東洋医学とはかけ離れたと... つづきを見る
73.太陽病(中)91・92条 四逆湯(1) 2018.03.13 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【九一条】 傷寒、醫下之、續得下利清穀不止、身疼痛者、急當救裏。 後身疼痛、清便自調者、急當救表、救裏宜四逆湯、救表宜桂枝湯。四十五(前の第十二方を用う)。 傷寒、醫之を下し、續いて下利を得、清穀止ま... つづきを見る
72.太陽病(中)82条 真武湯 83~90条 2018.03.12 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【八二条】 太陽病發汗、汗出不解、其人仍發熱、心下悸、頭眩、身瞤動、振振欲擗(一作僻)地者、真武湯主之。方四十三。 太陽病、發汗し、汗出でて解けず、其の人仍(な)お發熱、心下悸、頭眩(ずげん)、身瞤動... つづきを見る
71.太陽病(中)80条・81条 梔子乾姜湯 2018.03.11 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【八〇条】 傷寒、醫以丸藥大下之、身熱不去、微煩者、梔子乾薑湯主之。方四十二。 傷寒、醫(い)丸藥を以て大いに之を下し、身熱去らず、微煩(びはん)する者は、梔子乾薑湯(ししかんきょうとう)之を主る。方... つづきを見る
70.太陽病(中)79条 梔子厚朴湯 虚満 2018.03.10 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【七九条】 傷寒、下後、心煩、腹滿、臥起不安者、梔子厚朴湯主之。方四十一。 傷寒、下して後、心煩し、腹滿し、臥起(がき)安からざる者は、梔子厚朴湯(ししこうぼくとう)之を主る。方四十一。 〔梔子厚朴湯... つづきを見る
69.太陽病(中)77条~78条 心中懊憹(3) 2018.03.09 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【七七条】 發汗、若下之、而煩熱胸中窒者、梔子豉湯主之。三十九(用上初方)。 發汗し、若しくは之を下し、而(しこう)して煩熱胸中窒(ふさ)がる者は、梔子豉湯之を主る。三十九(上の初方を用う)。 【七八... つづきを見る
68.太陽病(中)76条 心中懊憹(2)催吐薬? 2018.03.08 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【七六条】 發汗後、水藥不得入口、為逆。若更發汗、必吐下不止。 發汗、吐下後、虛煩不得眠、 若劇者、必反覆顛倒、心中懊憹、梔子豉湯主之。 若少氣者、梔子甘草豉湯主之。若嘔者、梔子生薑豉湯主之。 發汗後... つづきを見る
67.太陽病(中)76条 心中懊憹(1)梔子豉湯 2018.03.07 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【七六】 發汗後、水藥不得入口、為逆。若更發汗、必吐下不止。 發汗、吐下後、虛煩不得眠、 若劇者、必反覆顛倒、心中懊憹、梔子豉湯主之。 若少氣者、梔子甘草豉湯主之。若嘔者、梔子生薑豉湯主之。 發汗後、... つづきを見る
66.太陽病(中)71~75条 五苓散 茯苓甘草湯 2018.03.06 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【七一条】 太陽病、發汗後、大汗出、胃中乾、煩躁不得眠、欲得飲水者、少少與飲之、令胃氣和則愈。若脉浮、小便不利、微熱、消渴者、五苓散主之。方三十四。(即猪苓散是) 太陽病、發汗後、大いに汗出で、胃中乾... つづきを見る
65.太陽病(中)70条 調胃承気湯 2018.03.05 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【七〇条】 發汗後、惡寒者、虚故也。不惡寒、但熱者、實也、當和胃氣、與調胃承氣湯。方三十三。(玉函云與小承氣湯) 發汗後、惡寒する者は、虚するが故なり。惡寒せず、但だ熱する者は、實するなり、當に胃氣を... つづきを見る
64.太陽病(中)69条 茯苓四逆湯 2018.03.04 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【六九】 發汗、若下之、病仍不解、煩躁者、茯苓四逆湯主之。方三十二。 發汗し、若し之を下し、病仍(な)お解せず、煩躁する者は、茯苓四逆湯(ぶくりょうしぎゃくとう)之を主る。方三十二。 この条文、短... つづきを見る
63.太陽病(中)68条 芍薬甘草附子湯 2018.03.03 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【六八】 發汗病不解、反惡寒者、虛故也。芍藥甘草附子湯主之。方三十一。 發汗するも病解(げ)せず、惡寒する者は、虚するが故なり。芍藥甘草附子湯(しゃくやくかんぞうぶしとう)之を主る。方三十一。 太... つづきを見る
62.太陽病(中)67条 苓桂朮甘湯 2018.03.02 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【六七】 傷寒、若吐、若下後、心下逆滿、氣上衝胸、起則頭眩、脉沈緊、發汗則經動、身為振振揺者、茯苓桂枝白朮甘草湯主之。方三十。 傷寒、若しくは吐し、若しくは下して後、心下逆滿し、氣上りて胸を衝き、起(... つづきを見る