永松先生の気を意識した体の使いかた。
この講座では「力を抜く、腹式呼吸、臍下丹田に意識をおく」
これらを反復して行っています。
今回は木刀を使って丹田に意識をおいて構えるという練習を行いました。
なるほど、道具を持って行うと違いがよく分かります。
丹田に意識をおくと木刀にかかる力の具合がまったく異なります。
オイゲン・へリゲル著書の「弓と禅」の中で、彼が弓の師匠から
「弓を射るときは、筋肉を強めるのではなく、全身の力を抜くこと」
そして「呼吸を正しくすること」と教わっています。
呼吸を正しくし、力を抜けば抜くほど楽に弓を引くことができるように
なるというのです。
腕に力を入れずに弓を引くとはどうやるのかと思いますが、
力を抜いて呼吸を淀みなく四肢に流し、臍下丹田に意識をおくことで
力を入れるよりも、更に大きな力が発揮できるということがここにも記してあります。
ぜひこの講座で自身が備えもっている力を体感してみてください
次回の永松先生の養生講座は5月23日です。
( 筆者 : 金澤秀光 )
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