3月28日に行われた「一の会」養生講座の内容は五禽戲のうちの鳥戯でした。
鳥戯の動きは、鳥が羽ばたくように腕をゆっくりを呼吸に合わせて前後させます。
その時に腕だけを動かすのではなく、胸を開くようなイメージで、体幹から大きく
前後に動かします。胸が開いてくると呼吸が深くなってきます。
そして今度は腕を上下に羽ばたかすイメージで、呼吸に合わせながらゆっくりと
腕を上下に動かし、呼吸を丹田に納めていきます。
鳥になったような気持ちで大きくゆったりと呼吸と動きを行っていると
なんとも言えず満ち足りた気持ちになってきました。
五禽戲は五つの鳥獣の動きを真似て行う体操ですが、
永松先生から教えもらったこと全てに共通しているのはゆっくり深く呼吸すること、
体の力を抜くこと、そして丹田に気を下ろすことです。
単純なことですが、無意識レベルにまで落とし込むにはまだまだ時間がかかりそうです。
ただこれらを知っているのと知らないのでは、これから先の体のあり様は
大きく異なってくるように思います。
先を楽しみに、日々少しずつでも意識しながらゆっくりと習得していこうと思います。
( 筆者 : 今波乃衣 )
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