五行が最も早く表れたのは、尚書(書経)・洪範であるとされている。
(おおよそ紀元前5世紀以降の書であるとされている)
以来、世界のありとあらゆる現象の奥に潜む気の働きをとらえるためにこの五行論が、いわゆる百家争鳴のように用いられ論じられてきた。
鄒衍(すうえん 前305頃から前240頃の人)に至って、ようやく五行論として整理され、現在我々が知りうるものとなったわけであるが、その原点である尚書・洪範に立ち返り五臓とその臓象を論じて臨床につなげようとする試みである。
五行については、すでに語りつくされてると思います。
すでに出来上がったものをそのまま用いるのではなく、原点に帰り当時の人の目に世界が、人体が、どのように映っていたのか、というところから臓象を眺めてみます。
東洋医学の臓は、まぎれもなく五行的概念で人体の気を占った?ものだとも言えると考えています。
既成の概念にとらわれない、自由な感覚で「気」をとらえようとする試みでもあります。
その端緒を江見木綿子先生が解説してくださいました。
皆様のご興味をそそるものでありましたら、望外の喜びです。
2020年6月14日 第2回基礎医学講座の一部公開動画です。
於:一の会 鍼灸院 リモート講義
『鍼道 一の会』は、自由自在に気を扱える、プロの鍼灸治療家を目指す集団です。
ご興味のある方は是非、『場の気』を感じにお越しください。
『鍼道 一の会』についてのお問い合わせは、事務局 大上(おおがみ)まで
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