果物やお米が美味しそうな季節ですね🌾
収斂の時期ですが、あれもこれもしたい・食べたいとワクワクする気持ちでいっぱいです。
少し押さえ込まれる方が、活動的な衝動に駆られるのかもしれません。
「鍼道 一の会」東洋医学講座で講師をさせていただいています、江見です。
今回、10月14日に開催されました「鍼道一の会」東洋基礎医学講座のレポートをさせていただきます。
まず始まりは、永松先生の易学です。
八卦のイメージ(象)を膨らませる練習です。
全体の流れを読みつつ、八卦それぞれの立場や役割を考えていると
日常生活の人間関係や、将来の展望・願望などが読み取れて、整理出来るような気がします。
学んだことは 日々活用できてこそなので、まだまだトレーニングが必要な分野です。
2つ目の授業は、臓象学
私、江見が担当させていただいています。
臓象もイメージ(象)が大切です。
現象の象でもあります。
見えない身体の中を見るので、それぞれの臓器の働き(現象)をシンプルに掴むことが大切です。
10月のテーマは「肝・胆」
肝と胆はこんな形をしています。
この臓腑が動いているところや
身体にどのように働きかけているかなど、映像でイメージをするのがとても楽しいです。
来月からは、全体から見たそれぞれの臓腑の役割を、まとめていけたらと思います。
お昼をはさんで、午後の最初は永松先生の「六字訣」で身体を動かします。
今回は座ったまま、呼吸で身体の中が動くように意識してみます。
発音(発声)するときに息の当たるところを教えていただきました。
中国語の発音は耳慣れないですが、ポイントが分かれば意外に簡単です。
続いては「経絡学」
江見と新妻先生とで進めています。
今年度は『みんなで流注の漢文を読んでみよう』というのを ひとつのテーマとして取り組んでいます。
今回の肝経と胆経で最後なので、かなり皆さん読めるようになっています。
漢字一文字に表される世界観。またその意味の解釈の仕方など、漢文をそのまま読むことで広がりが生まれると感じています。
そして座学の最後は 稻垣先生の「一の会式・東医理論」です。
前回の続きで、五臓の心と肺のお話からでしたが、
肺が主るとされる「憂」という感情の話から、「涙活」の話まで。
「怒り」と「悲しみ」はよく似た働きがあるということで、
その感情が湧いた時、私の身体はどんな反応をしているかな?
と自分のことを思い出しながら聞いていました。
本日の最後は「身体学」です。
身体の気の動きを掴むため、自分の身体を使ったり、
相手の手を取って触れたりすることで感覚を学びます。
こちらからの触れ方を変えるだけで、相手の身体の力が抜けたりします。
皆さんいろいろ体験して楽しそうです。
皆さんお疲れさまでした!
次回、『鍼道 一の会』東洋臨床医学講座は10月28日(日)です。
(大阪・南森町の大阪医療技術学園専門学校実技室をお借りして、開催させていただきます。)
『鍼道 一の会』は、随時入会を受け付けております。
興味が湧いた、面白そう、ピン!と来た方、どうぞお問い合わせください。
お問い合わせは
『鍼道 一の会』 事務局 大上(おおがみ)まで
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