10月26日、大阪医療技術学園専門学校で行いました「鍼灸師のためのセミナー」の公開臨床の様子の一端をご紹介いたします。
たまたまモデルになって頂いた方が、一源三岐の理論応用にぴったりでした。
一源三岐の一源は、腎の陰陽の気。
三岐は、任脈・督脈・衝脉。
この腎の陰陽を制御しているのは、上焦・天位の心神と肺魄。
これを証明するため、手太陽小腸経の右後溪穴を使用。
二番 短鍼 用瀉法 刺入深度 切皮
足太陽膀胱経の腎兪穴から大膓兪穴にかけての、広範囲の虚が誰の目にも回復したのを確認してもらえました。
実際にモデルに触れて、確認して頂いた方は三名。
下の写真は、確認者の手の状態を確認しているところ。
患者へのアプローチの仕方、手の当て方など、繊細な工夫が必要です。
患者の身体は、触れるだけで良くも悪くも変化するので、それ以前に、自分の手を作ることが大切です。
次回は12月14日(日)
詳しくは会場となる学校の下記ホームページで。
http://www.ocmt.ac.jp/taiken/sinkyu_seminar
コメントを残す