191.厥陰病 326条・337条 綱領 2018.07.12 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【三二六条】 厥陰之為病、消渴、氣上撞心、心中疼熱、飢而不欲食、食則吐蚘、下之利不止。 厥陰之病為(た)るや、消渴(しょうかつ)し、氣上りて心を撞(つ)き、心中疼(いた)み熱し、飢えて食を欲せず、食す... つづきを見る
190.少陰病 324・325条 四逆湯 瓜蒂散 2018.07.11 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【三二四条】 少陰病、飲食入口則吐。心中温温欲吐、復不能吐。始得之、手足寒、脉弦遲者、此胸中實、不可下也、當吐之。 若膈上有寒飲、乾嘔者、不可吐也、當温之、宜四逆湯。二十三(方依上法)。 少陰病、飲食... つづきを見る
189.少陰病 322・323条 大承気湯 四逆湯 2018.07.10 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【三二二条】 少陰病、六七日、腹脹、不大便者、急下之、宜大承氣湯。二十一(用前第十九方)。 少陰病、六、七日、腹脹(は)りて、大便せざる者は、急に之を下す、大承氣湯に宜し。二十一(前の第十九方を用う)... つづきを見る
188.少陰病 321条 大承気湯 2018.07.09 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【三二一条】 少陰病、自利清水、色純青、心下必痛、口乾燥者、可下之、宜大承氣湯。二十(用前第十九方一法用大柴胡)。 少陰病、清水(せいすい)を自利し、色純青(じゅんせい)、心下必ず痛み、口乾燥する者は... つづきを見る
187.少陰病 320条 大承気湯 2018.07.08 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【三二〇条】 少陰病、得之二三日、口燥咽乾者、急下之、宜大承氣湯。方十九。 少陰病、之を得て二、三日、口燥(かわ)き咽(のど)乾く者は、急に之を下す。大承氣湯に宜し。方十九。 少陰病となって2・3日... つづきを見る
186.少陰病 319条 猪苓湯 2018.07.07 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【三一九条】 少陰病、下利六七日、欬而嘔、渴、心煩、不得眠者、猪苓湯主之。方十八。 少陰病、下利すること六、七日、欬して嘔し、渴し、心煩して眠ることを得ざる者は、猪苓湯之を主る。方十八。 少陰病... つづきを見る
185.少陰病 318条 四逆散 2018.07.06 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【三一八条】 少陰病、四逆、其人或欬、或悸、或小便不利、或腹中痛、或泄利下重者、四逆散主之。方十七。 少陰病、四逆し、其の人或は欬(がい)し、或は悸(き)し、或は小便不利し、或は腹中痛み、或は泄利(せ... つづきを見る
184.少陰病 316・317条 真武湯・通脈四逆湯 2018.07.05 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【三一六条】 少陰病、二三日不已、至四五日、腹痛、小便不利、四肢沈重疼痛、自下利者、此為有水氣。其人或欬、或小便利、或下利、或嘔者、真武湯主之。方十五。 少陰病、二、三日して已(や)まず、四、五日... つづきを見る
183.少陰病 315条 白通加猪胆汁湯 2018.07.04 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【三一五条】 少陰病、下利、脉微者、與白通湯。利不止、厥逆無脉、乾嘔、煩者、白通加猪膽汁湯主之。服湯、脉暴出者死、微續者生。白通加猪膽湯。方十四(白通湯用上方)。 少陰病、下利し、脉微の者は、白通湯を... つづきを見る
182.少陰病 314条 白通湯 2018.07.03 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【三一四条】 少陰病、下利、白通湯主之。方十三。 少陰病、下利(げり)するは、白通湯(はくつうとう)之を主る。方十三。 この条文、あまりに短すぎて病態がよく分かりません。 そこで後述しています... つづきを見る
181.少陰病 313条 半夏散及湯 2018.07.02 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【三一三条】 少陰病、咽中痛、半夏散及湯主之。方十二。 少陰病、咽中(いんちゅう)痛むは、半夏散(はんげさん)及び湯之を主る。方十二。 単純な方剤ですが、桂枝甘草湯というのがありましたね。 54.... つづきを見る
180.少陰病 311条 甘草湯・桔梗湯 2018.06.30 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【三一一条】 少陰病二三日、咽痛者、可與甘草湯。不差、與桔梗湯。十。 少陰病二、三日、咽痛む者は、甘草湯を與うべし。差(い)えざれば、桔梗湯(ききょうとう)を與う。十。 少陰病で咽痛する者には、甘... つづきを見る
179.少陰病 310条 猪膚湯 2018.06.29 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【三一〇条】 少陰病、下利、咽痛、胸滿、心煩、猪膚湯主之。方九。 少陰病、下利し、咽(のど)痛み、胸滿し、心煩するは、猪膚湯(ちょふとう)之を主る。方九。 少陰病で下痢をし、咽痛と胸満、心煩と、主... つづきを見る
178.少陰病 306条~308条 桃花湯 2018.06.27 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【三〇六条】 少陰病、下利便膿血者、桃花湯主之。方六。 少陰病、下利して膿血(のうけつ)を便する者は、桃花湯(とうかとう)之を主る。方六。 【三〇七条】 少陰病、二三日至四五日、腹痛、小便不利... つづきを見る
活動報告ー6月 臨床医学講座 2018.06.26 東洋医学講座 活動報告 筆者 : 金澤秀光 梅雨の中休み、日差しが清々しい天候となりました6月24日。 もうすっかり恒例の、大阪・南森町にあります大阪医療技術学園専門学校の教室をお借りしての臨床医学講座レポートです。 今年の『一の会』... つづきを見る