性を養う(1)大體第一① 2015.11.13 医心方 筆者 : 永松周二 本日ふとしたことから、医心方巻二十七養生に目が行き、大體第一を読んでフェイスブックに掲げ、流れでブログに書くことになった為、自力ではなく望月学先生、槇佐知子先生の両先人が書かれた書き下し及び訳を参考... つづきを見る
気血と左右差の消長・・・付録 2015.11.03 筆者 : 金澤秀光 これから咲こうとする、花のうれしさ前回ブログで『一鍼を下した後の変化をしっかりと捉えると、患者に対する認識はさらに深まり、病の構造も明確になる』と述べたことに関して、例を挙げて説明したい。例えば、... つづきを見る
気血と左右差の消長 2015.10.28 筆者 : 金澤秀光 秋の青空と可憐な花左右差は、肝胆の作用によるものとしての認識は、かなり以前から持っていた。実際、上下だけでなく左右差の大きい身体は、意識・無意識であれ気滞の存在がある。この場合の気滞とは、七情内... つづきを見る
一源三岐論と開・合・枢理論の応用・・・列欠穴と後谿穴 2015.10.24 一源三岐論 筆者 : 金澤秀光 ここに至るまでに、一源三岐論と開・合・枢理論について詳細に述べてきた。筆者が、この二つの理論を併せてどのように臨床に応用しているのかを述べます。衝脉主治穴・・・公孫穴の使い方については、すでに本... つづきを見る
国際東洋鍼灸学院 18日開催セミナーに寄せて 2015.10.13 活動報告 筆者 : 金澤秀光 本年2月15日開催当日の様子18日(日)の国際東洋鍼灸学院のOB会セミナーの資料が整い、お世話くださいます安達先生にも送りました。 またあの熱い先生方とお会いできるのかと思うと、気がは... つづきを見る
2015年度 「一の会・東洋医学講座」 東洋臨床医学講座(第6回)活動報告 2015.9.27 2015.10.05 活動報告 筆者 : 大上恵子 秋らしい、さわやかな日が続いていますね。 秋は「容平」、夏の間に勢い良く伸びていたものが止まり、収斂され、物事の形が定まっていく季節です。 コツコツと積み上げた知識と経験が、いつ... つづきを見る
守・破・離 2015.10.03 筆者 : 永松周二 武道の修練段階として良く言われる守・破・離についてですが、あらゆる分野にも通じる理でもあります。守;形を守る段階。基礎構築の時期であり、自分にないものを一心に学ぶ時。破;形を破る段階。基礎を... つづきを見る
9月26日の養生講座を終えて 2015.10.02 体の使い方 筆者 : 稻垣順也 9月26日の養生講座『気を意識した体の使い方』では、前回の「立禅」の内容を応用し、効率的な「歩き方」について練習しました。「疲れにくい立ち方」を実演中の永松周二先生まずは「立禅」の復習から。地球... つづきを見る
良い師を見つけろ 2015.09.21 筆者 : 金澤秀光 前回、永松周二先生の投稿<「一の会」会員の皆様へ>の文中に、「修行が三年遅れてでも、良い師を見つけろ」と短く簡潔に書いておられます。これは本当に重要なことが含まれています。老婆心から、筆... つづきを見る
「一の会」会員の皆様へ 2015.09.20 筆者 : 永松周二 「一の会」第三期も半分を過ぎました。治療の深さ、勉強量を徐々に感じ、邁進されていることと思います。「一の会」では、会長たる金澤先生の「上工守神」を主幹とした本質的な治療、稲垣先生の鍼... つづきを見る
開・合・枢理論(3)・・・足の三陰の機能面から 2015.09.15 筆者 : 金澤秀光 開・合・枢理論 足三陰は、一源三岐理論の任脈をその長とし、任脈の機能を足三陰に分けて認識したのが開・合・枢理論である。開である足太陰は、水穀の精微を全身に巡らせるので、気血生化の源である。合である足厥陰は、血を... つづきを見る
開・合・枢理論(2)・・・足の三陽の機能面から 2015.09.14 筆者 : 金澤秀光 開・合・枢理論 原文を通読するとわかるように、この開・合・枢理論は、足の三陰・三陽について述べられてはいるが、手の三陰・三陽には触れられていない。 一源三岐理論と重ねてみると、足の三陰三陽と一源三岐理論... つづきを見る
開・合・枢理論について(1)・・・広明と太衝の指し示すもの 2015.09.10 筆者 : 金澤秀光 開・合・枢理論 開・合・枢理論について・・・広明と太衝の指し示すもの人体を空間的に認識する方法として、三部九候論とはまた異なった視点を提供しているのが、<素問・陰陽離合論>に記されている「開・合・枢」理論である... つづきを見る
一源三岐について(3)・・・衝脈 2015.09.08 一源三岐論 筆者 : 金澤秀光 いよいよ一源三岐論も、いよいよ最後の衝脉に入ってきました。 まず文献を一読して注目すべきは、衝脉の特徴を「五臓六腑の海」「十二経の海」「血海」と表現し、五臓六腑のすべては、この衝脉から気血を受... つづきを見る
一源三岐について(2)・・・督脈 2015.09.06 一源三岐論 筆者 : 金澤秀光 督脈については、以下の3文献の中で<素問・骨空論>の記載は複雑ではあるが、臨床的には非常に示唆的である。 ここで注目していただきたいのは、督脈が目の内眥から起こって走行している部位が、まさに足太陽... つづきを見る