122.太陽病(下)164条 大黄黄連瀉心湯 2018.05.01 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【一六四条】 傷寒大下後、復發汗、心下痞、惡寒者、表未解也。不可攻痞、當先解表、表解乃可攻痞。解表宜桂枝湯、攻痞宜大黄黄連瀉心湯。二十六(瀉心湯用前第十七方)。 傷寒大いに下して後、復た汗を發して... つづきを見る
121.太陽病(下)163条 桂枝人参湯 2018.04.30 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【一六三条】 太陽病、外證未除而數下之、遂協熱而利、利下不止、心下痞鞕、表裏不解者、桂枝人參湯主之。方二十五。 太陽病、外證未だ除かざるに數(しば)しば之を下し、遂に協熱(きょうねつ)して利す、利下(... つづきを見る
120.太陽病(下)161条 旋覆花代赭石湯 2018.04.29 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【一六一条】 傷寒發汗、若吐、若下、解後、心下痞鞕、噫氣不除者、旋復代赭湯主之。方二十三。 傷寒汗を發し、若くは吐し、若くは下し、解(げ)して後、心下痞鞕し、噫氣(あいき)除かざる者は、旋復代赭湯(... つづきを見る
119.太陽病(下)159条 赤石脂禹餘粮湯 2018.04.28 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【一五九条】 傷寒服湯藥、下利不止、心下痞鞕、服瀉心湯已、復以他藥下之、利不止。 醫以理中與之、利益甚。理中者、理中焦、此利在下焦、赤石脂禹餘粮湯主之。 復不止者、當利其小便。赤石脂禹餘粮湯。方二十二... つづきを見る
118.太陽病(下)158条 甘草瀉心湯 2018.04.27 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【一五八条】 傷寒中風、醫反下之、其人下利、日數十行、穀不化、腹中雷鳴、心下痞鞕而滿、乾嘔心煩不得安。 醫見心下痞、謂病不盡、復下之、其痞益甚。 此非結熱、但以胃中虛、客氣上逆、故使鞕也。甘草瀉... つづきを見る
117.太陽病(下)157条 生姜瀉心湯 2018.04.26 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【一五七】 傷寒汗出解之後、胃中不和、心下痞鞕、乾噫食臭、脇下有水氣、腹中雷鳴下利者、生薑瀉心湯主之。方二十。 傷寒汗出でて之を解するの後、胃中和せず、心下痞鞕(ひこう)し、食臭(しょくしゅう)を... つづきを見る
116.太陽病(下)156条 五苓散 2018.04.25 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【一五六条】 本以下之、故心下痞、與瀉心湯。痞不解、其人渴而口燥煩、小便不利者、五苓散主之。十九(用前第七證方)。一方云、忍之一日乃愈。 本(もと)之を下すを以ての故に、心下痞す。瀉心湯(しゃしんとう... つづきを見る
115.太陽病(下)155条 附子瀉心湯 2018.04.24 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【一五五条】 心下痞、而復惡寒、汗出者、附子瀉心湯主之。方十八。 心下痞して復た惡寒し、汗出づる者は、附子瀉心湯(ぶししゃしんとう)之を主る。方十八。 【一五六条】 本以下之、故心下痞、與瀉心湯。痞不... つづきを見る
活動報告ー4月 臨床医学講座スタート 2018.04.23 活動報告 筆者 : 金澤秀光 好天に恵まれた4月22日、大阪・南森町にあります大阪医療技術学園専門学校の教室をお借りして、2018年度の臨床医学講座が始まりました。 午前中は、稻垣座長による時事講義。 三年間に渡るある... つづきを見る
114.太陽病(下)153・154条 大黄黄連瀉心湯 2018.04.23 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【一五三条】 太陽病、醫發汗、遂發熱、惡寒。因復下之、心下痞。 表裏倶虛、陰陽氣並竭、無陽則陰獨。 復加燒鍼、因胸煩、面色青黄、膚瞤者、難治。 今色微黄、手足温者、易愈。 太陽病、醫汗を發すれども、遂... つづきを見る
113.太陽病(下)152条 十棗湯方剤吟味 2018.04.22 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 〔十棗湯方〕 芫花(熬)甘遂大戟 右三味、等分、各別擣為散。以水一升半、先煮大棗肥者十枚、取八合、去滓、内藥末。強人服一錢匕、羸人服半錢、温服之。平旦服。若下少病不除者、明日更服、加半錢。得快下利... つづきを見る
112.太陽病(下)152条 十棗湯 2018.04.21 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【一五二条】 太陽中風、下利、嘔逆、表解者、乃可攻之。其人漐漐汗出、發作有時、頭痛、心下痞鞕滿、引脇下痛、乾嘔、短氣、汗出不惡寒者、此表解裏未和也、十棗湯主之。方十六。 太陽の中風、下利、嘔逆(おうぎ... つづきを見る
111.太陽病(下)149条 半夏瀉心湯と小柴胡湯 2018.04.20 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 〔半夏瀉心湯方〕 半夏(半升洗)黄芩乾薑人參甘草(炙各三兩)黄連(一兩)大棗(十二枚擘) 右七味、以水一斗、煮取六升、去滓、再煎取三升、温服一升、日三服(一方用半夏一升)。須大陷胸湯者、方... つづきを見る
110.太陽病(下)149条 半夏瀉心湯 2018.04.19 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【一四九条】 傷寒五六日、嘔而發熱者、柴胡湯證具、而以他藥下之、柴胡證仍在者、復與柴胡湯。 此雖已下之、不為逆、必蒸蒸而振、却發熱汗出而解。 若心下滿而鞕痛者、此為結胸也、大陷胸湯主之。 但滿而不痛者... つづきを見る
109.太陽病(下)147条 柴胡桂枝乾姜湯 2018.04.18 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【一四七条】 傷寒五六日、已發汗而復下之、胸脇滿微結、小便不利、渴而不嘔、但頭汗出、往来寒熱、心煩者、此為未解也。柴胡桂枝乾薑湯主之。方十三。 傷寒五、六日、已(すで)に汗を發して復た之を下し、胸脇滿... つづきを見る