養生の基本 ⑦ 秋 素問・四気調神大論2 2025.05.08 黄帝内経・素問 解釈 四時と人間の相関 学術・医学理論 膨張・発散の夏から穏やかに収縮し、冬へと向かうのが秋の季節です。 『素問』では、この時期を「容平(ようへい)」と象徴的に表現しています。「容」とは入れ物を意味し、万物の形が定まる時期を指し... つづきを見る
養生の基本 ⑥ 夏 素問・四気調神大論2 2025.04.23 黄帝内経・素問 解釈 講師 四時と人間の相関 学術・医学理論 筆者 : 金澤秀光 四気調神大論篇第二原文と意訳 自然界には、膨張と収縮という相反する二つの気が存在します。 夏になると、万物は気を外へ、そして上へと張り出し、膨張していきます。一方、冬には気を内に... つづきを見る
養生の基本 ⑤ 梅雨/長夏 素問・四気調神大論2 2025.04.15 黄帝内経・素問 解釈 四時と人間の相関 学術・医学理論 筆者 : 金澤秀光 四気調神大論篇第二原文と意訳 五行論と季節は関連付けられていますが、日本ではその順序が合わないのが、夏の後にやってくる「長夏」です。中国大陸では、夏の後に「長夏」と言って梅雨のような季... つづきを見る
養生の基本 ④ 春Ⅱ 素問・四気調神大論2 2025.02.11 黄帝内経・素問 解釈 講師 四時と人間の相関 学術・医学理論 筆者 : 金澤秀光 養生の基本は、これまで何度も書いてきましたように、自然界の気の変化に、私たち人間の心身と生活態度を寄り添うように応じていくことです。 ある季節になると精神状態や身体の不調が現れるのは、ひと... つづきを見る
養生の基本 ③ 春Ⅰ 素問・四気調神大論2 2025.02.05 黄帝内経・素問 解釈 講師 四時と人間の相関 学術・医学理論 筆者 : 金澤秀光 四気調神大論の心と身体の養生法は、文面を覚えるのではなくイメージでとらえて頂くと、臨機応変に対応できると思います。現代的には、右脳的感覚ですね。四気調神大論篇第二原文と意訳 患者が... つづきを見る
養生の基本 ② 総論Ⅱ 素問・四気調神大論2 2024.12.15 黄帝内経・素問 解釈 講師 四時と人間の相関 学術・医学理論 筆者 : 金澤秀光 前回、自然界の四季の移り変わりに寄り添うような生き方と書きましたが、そもそも自然界の四時に伴って、人間の心身も変化します。例えば、夏は意識しようがしまいが、自然と汗が出ますし、山や海など... つづきを見る
養生の基本 ① 総論Ⅰ 素問・四気調神大論2 2024.12.09 黄帝内経・素問 解釈 講師 四時と人間の相関 学術・医学理論 筆者 : 金澤秀光 素問・四気調神大論には、自然界の四季の移り変わりに寄り添うような生き方が健康の秘訣であることが記されています。原文と読み下し文、意訳は以下にリンク貼っておりますので、ご参考になさってください。... つづきを見る
三才で読む「上古天真論」③ 人位 2024.11.09 黄帝内経・素問 解釈 講師 学術・医学理論 筆者 : 金澤秀光 3段目は、天・人・地の三才、人位に相関させてみました。人体にあっては、中焦の肝と腗の臓が相関されます。 三才思想については、下記をご参考になさってください。 三才思想②ー神と生命 ... つづきを見る
三才で読む「上古天真論」② 地位 2024.11.08 黄帝内経・素問 解釈 講師 学術・医学理論 筆者 : 金澤秀光 2段目は、天・人・地の三才、地位に相関させてみました。腎の臓は、人体にあっては下焦に位置するというのがその理由です。 三才思想については、下記をご参考になさってください。 三才思想②... つづきを見る
三才で読む「上古天真論」① 天位 2024.10.29 黄帝内経・素問 解釈 学術・医学理論 筆者 : 金澤秀光 2024年度から、「鍼道一の会」臨床医学講座の午前の部で黄帝内経・素問の解説を担当するようになりました。その講義内容をまとめる意図で、ブログに書き下ろしてみたいと思います。その最初に登場する... つづきを見る