国際東洋鍼灸学院 18日開催セミナーに寄せて 2015.10.13 活動報告 筆者 : 金澤秀光 本年2月15日開催当日の様子18日(日)の国際東洋鍼灸学院のOB会セミナーの資料が整い、お世話くださいます安達先生にも送りました。 またあの熱い先生方とお会いできるのかと思うと、気がは... つづきを見る
良い師を見つけろ 2015.09.21 筆者 : 金澤秀光 前回、永松周二先生の投稿<「一の会」会員の皆様へ>の文中に、「修行が三年遅れてでも、良い師を見つけろ」と短く簡潔に書いておられます。これは本当に重要なことが含まれています。老婆心から、筆... つづきを見る
開・合・枢理論(3)・・・足の三陰の機能面から 2015.09.15 筆者 : 金澤秀光 開・合・枢理論 足三陰は、一源三岐理論の任脈をその長とし、任脈の機能を足三陰に分けて認識したのが開・合・枢理論である。開である足太陰は、水穀の精微を全身に巡らせるので、気血生化の源である。合である足厥陰は、血を... つづきを見る
開・合・枢理論(2)・・・足の三陽の機能面から 2015.09.14 筆者 : 金澤秀光 開・合・枢理論 原文を通読するとわかるように、この開・合・枢理論は、足の三陰・三陽について述べられてはいるが、手の三陰・三陽には触れられていない。 一源三岐理論と重ねてみると、足の三陰三陽と一源三岐理論... つづきを見る
開・合・枢理論について(1)・・・広明と太衝の指し示すもの 2015.09.10 筆者 : 金澤秀光 開・合・枢理論 開・合・枢理論について・・・広明と太衝の指し示すもの人体を空間的に認識する方法として、三部九候論とはまた異なった視点を提供しているのが、<素問・陰陽離合論>に記されている「開・合・枢」理論である... つづきを見る
一源三岐について(3)・・・衝脈 2015.09.08 一源三岐論 筆者 : 金澤秀光 いよいよ一源三岐論も、いよいよ最後の衝脉に入ってきました。 まず文献を一読して注目すべきは、衝脉の特徴を「五臓六腑の海」「十二経の海」「血海」と表現し、五臓六腑のすべては、この衝脉から気血を受... つづきを見る
一源三岐について(2)・・・督脈 2015.09.06 一源三岐論 筆者 : 金澤秀光 督脈については、以下の3文献の中で<素問・骨空論>の記載は複雑ではあるが、臨床的には非常に示唆的である。 ここで注目していただきたいのは、督脈が目の内眥から起こって走行している部位が、まさに足太陽... つづきを見る
一源三岐について(1)・・・任脈 2015.09.05 一源三岐論 筆者 : 金澤秀光 一源三岐説は王叔和(おうしゅくか・3世紀)によって立てられた説であるが、臨床学の基礎概念として重要であるため、順を追ってまとめてみたい。 一源三岐の一源とは、腎の陰陽の気のことであり、三岐とは... つづきを見る
8/8 養生講座「呼吸瞑想」 2015.08.11 呼吸瞑想 筆者 : 金澤秀光 8月8日土曜の午後、ゴジラが現れるのではないかと思われるほどの、激しい雷雨。動きが取れないと、連絡があり欠席された方もいらっしゃいましたが、呼吸瞑想会は通常通り行いました。身体というのは、意識で... つづきを見る
瞑想するということ(3) 2015.05.23 呼吸瞑想について 筆者 : 金澤秀光 瞑想を通じて、自分の感情や浮かんでくるイメージの中に素直に入っていくと、自我意識の根底には、不安と恐れが存在することが自覚できる。この不安と恐れは、自分が世界から分離された状態‐孤独として意識され... つづきを見る
5/9 養生講座活動報告 2015.05.11 呼吸瞑想 筆者 : 金澤秀光 毎回、ただ坐って呼吸する。この講座では個人的な体験に重きを置いていますので、予断にならないよう、あまり言葉を用いず、坐り方と呼吸の仕方だけを簡単に説明しています。今回に限っては、「思考」について... つづきを見る
4月25日 養生講座活動報告 2015.05.02 体の使い方 筆者 : 金澤秀光 永松先生の気を意識した体の使いかた。この講座では「力を抜く、腹式呼吸、臍下丹田に意識をおく」これらを反復して行っています。今回は木刀を使って丹田に意識をおいて構えるという練習を行いました。なるほど、道... つづきを見る
瞑想するということ(2) 2015.04.28 呼吸瞑想について 筆者 : 金澤秀光 自宅近くの花壇にて自分と思っている自我は、本来存在しないものである。自我というものは、この世に生れ落ちた環境の観念を、自らのものとするところから始まる。生れ落ちた土地の気、周囲が使っている言語や... つづきを見る
瞑想するということ(1) 2015.04.11 呼吸瞑想について 筆者 : 金澤秀光 雨天の晴れ間にて於:近隣の桜並木にて自我の持つ性質のひとつに、分別・判断するということがあげられる。自分は正しい・間違っている、社会的評価の上下、経済的な多寡、認められる・認められない・・・など... つづきを見る
立ちはだかる壁 2015.03.07 筆者 : 金澤秀光 於:多治速比売神社梅林にて子供のころ、あんなに大きく感じて渡ることができなかった川が、大人になってみると、たわいもない小川にみえる・・・そんな経験、皆様にもきっとあると思います。あんなに大きく... つづきを見る