3.太極陰陽の多面性・・・② 可分・相対性 2015.12.14 筆者 : 金澤秀光 陰陽論 燃えているようだが、なぜか落ち着く色合い ②可分・相対性陰陽両義に分けた後、認識の必要度に応じて「陽中の陽」「陽中の陰」「陰中の陰」「陰中の陽」など必要に応じて分割し、理論上... つづきを見る
3.太極陰陽の多面性・・・① 二分化・属性 2015.12.12 筆者 : 金澤秀光 陰陽論 さざんか・・・寒気盛んな時期に咲くことができるのは、陽気が盛んであるため日常的に、陰陽を用いて事象を見る目を培うのが肝要 3.太極陰陽の多面性 太極を立てるには、 ... つづきを見る
2.軸(点・中心)と定位 2015.12.10 筆者 : 金澤秀光 陰陽論 冬寒さに負けないひたむきな山茶花(サザンカ) 2.軸(点・中心)と定位 図3-太極陰陽両儀 陰陽論は、単純なモデルでありながら難解とされているのは、 軸... つづきを見る
1.無極と太極 2015.12.09 筆者 : 金澤秀光 陰陽論 冬空に燃えている木の葉 1.無極と太極 無極とは、一元論であり、上下も、中心も軸も無い宇宙そのもの。 認識される以前を「混沌」=無極であるとし、一円で表現される。図1... つづきを見る
陰陽論・・・序論 2015.12.08 筆者 : 金澤秀光 陰陽論 冬至りて至らざるを不及と謂う於:新檜尾台公園 陰陽論は、主に古代中国大陸で起こった哲学を構成する中心的認識論で、起源はよくわかっていないようである。 しかしこの... つづきを見る
気血と左右差の消長・・・付録 2015.11.03 筆者 : 金澤秀光 これから咲こうとする、花のうれしさ前回ブログで『一鍼を下した後の変化をしっかりと捉えると、患者に対する認識はさらに深まり、病の構造も明確になる』と述べたことに関して、例を挙げて説明したい。例えば、... つづきを見る
気血と左右差の消長 2015.10.28 筆者 : 金澤秀光 秋の青空と可憐な花左右差は、肝胆の作用によるものとしての認識は、かなり以前から持っていた。実際、上下だけでなく左右差の大きい身体は、意識・無意識であれ気滞の存在がある。この場合の気滞とは、七情内... つづきを見る
一源三岐論と開・合・枢理論の応用・・・列欠穴と後谿穴 2015.10.24 一源三岐論 筆者 : 金澤秀光 ここに至るまでに、一源三岐論と開・合・枢理論について詳細に述べてきた。筆者が、この二つの理論を併せてどのように臨床に応用しているのかを述べます。衝脉主治穴・・・公孫穴の使い方については、すでに本... つづきを見る
国際東洋鍼灸学院 18日開催セミナーに寄せて 2015.10.13 活動報告 筆者 : 金澤秀光 本年2月15日開催当日の様子18日(日)の国際東洋鍼灸学院のOB会セミナーの資料が整い、お世話くださいます安達先生にも送りました。 またあの熱い先生方とお会いできるのかと思うと、気がは... つづきを見る
良い師を見つけろ 2015.09.21 筆者 : 金澤秀光 前回、永松周二先生の投稿<「一の会」会員の皆様へ>の文中に、「修行が三年遅れてでも、良い師を見つけろ」と短く簡潔に書いておられます。これは本当に重要なことが含まれています。老婆心から、筆... つづきを見る
開・合・枢理論(3)・・・足の三陰の機能面から 2015.09.15 筆者 : 金澤秀光 開・合・枢理論 足三陰は、一源三岐理論の任脈をその長とし、任脈の機能を足三陰に分けて認識したのが開・合・枢理論である。開である足太陰は、水穀の精微を全身に巡らせるので、気血生化の源である。合である足厥陰は、血を... つづきを見る
開・合・枢理論(2)・・・足の三陽の機能面から 2015.09.14 筆者 : 金澤秀光 開・合・枢理論 原文を通読するとわかるように、この開・合・枢理論は、足の三陰・三陽について述べられてはいるが、手の三陰・三陽には触れられていない。 一源三岐理論と重ねてみると、足の三陰三陽と一源三岐理論... つづきを見る
開・合・枢理論について(1)・・・広明と太衝の指し示すもの 2015.09.10 筆者 : 金澤秀光 開・合・枢理論 開・合・枢理論について・・・広明と太衝の指し示すもの人体を空間的に認識する方法として、三部九候論とはまた異なった視点を提供しているのが、<素問・陰陽離合論>に記されている「開・合・枢」理論である... つづきを見る
一源三岐について(3)・・・衝脈 2015.09.08 一源三岐論 筆者 : 金澤秀光 いよいよ一源三岐論も、いよいよ最後の衝脉に入ってきました。 まず文献を一読して注目すべきは、衝脉の特徴を「五臓六腑の海」「十二経の海」「血海」と表現し、五臓六腑のすべては、この衝脉から気血を受... つづきを見る
一源三岐について(2)・・・督脈 2015.09.06 一源三岐論 筆者 : 金澤秀光 督脈については、以下の3文献の中で<素問・骨空論>の記載は複雑ではあるが、臨床的には非常に示唆的である。 ここで注目していただきたいのは、督脈が目の内眥から起こって走行している部位が、まさに足太陽... つづきを見る