129.太陽病(下)173条 黄連湯 2018.05.08 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【一七三条】 傷寒、胸中有熱、胃中有邪氣、腹中痛、欲嘔吐者、黄連湯主之。方三十五。 傷寒、胸中に熱有り、胃中に邪氣有り、腹中痛み、嘔吐せんと欲する者は、黄連湯(おうれんとう)之を主る。方三十五。 1... つづきを見る
128.太陽病(下)172条 黄芩湯 黄芩加半夏生姜湯 2018.05.07 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【一七二条】 太陽與少陽合病、自下利者、與黄芩湯。若嘔者、黄芩加半夏生薑湯主之。三十四。 太陽と少陽の合病、自下利(じげり)する者は、黄芩湯(おうごんとう)を與う。若し嘔する者は、黄芩加半夏生薑湯之を... つづきを見る
127.太陽病(下)170条 171条 白虎加人参湯ー無表證者 2018.05.06 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【一七〇条】 傷寒脉浮、發熱、無汗、其表不解、不可與白虎湯。渴欲飲水、無表證者、白虎加人參湯主之。三十二(用前方)。 傷寒、脉浮、發熱して、汗無く、其の表解せざるは、白虎湯を與うべからず。渴して水を飲... つづきを見る
126.太陽病(下)169条 白虎加人参湯ー背微悪寒 2018.05.05 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【一六九条】 傷寒無大熱、口燥渴、心煩、背微惡寒者、白虎加人參湯主之。三十一(用前方)。 傷寒、大熱無く、口燥(かわ)きて渴し、心煩し、背微惡寒する者は、白虎加人參湯之を主る。三十一(前方を用いる)。... つづきを見る
125.太陽病(下)168条 白虎加人参湯 2018.05.04 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【一六八条】 傷寒若吐若下後、七八日不解、熱結在裏、表裏倶熱、時時惡風、大渴、舌上乾燥而煩、欲飲水數升者、白虎加人參湯主之。方三十。 傷寒若しくは吐し、若しくは下して後、七、八日解せず。熱結んで裏... つづきを見る
124.太陽病(下)166条 瓜蒂散 2018.05.03 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【一六六条】 病如桂枝證、頭不痛、項不強、寸脉微浮、胸中痞鞕、氣上衝咽喉不得息者、此為胸有寒也。當吐之、宜瓜蔕散。方二十八。 病、桂枝の證の如くなるも、頭痛まず、項(うなじ)強らず、寸脉微(すこ)しく... つづきを見る
123.太陽病(下)165条 大柴胡湯ー心中痞鞕 2018.05.02 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【一六五条】 傷寒發熱、汗出不解、心中痞鞕、嘔吐而下利者、大柴胡湯主之。二十七(用前第四方)。 傷寒發熱、汗出でて解せず、心中痞鞕し、嘔吐して下利する者は、大柴胡湯之を主る。二十七(前の第四方を用う)... つづきを見る
122.太陽病(下)164条 大黄黄連瀉心湯 2018.05.01 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【一六四条】 傷寒大下後、復發汗、心下痞、惡寒者、表未解也。不可攻痞、當先解表、表解乃可攻痞。解表宜桂枝湯、攻痞宜大黄黄連瀉心湯。二十六(瀉心湯用前第十七方)。 傷寒大いに下して後、復た汗を發して... つづきを見る
121.太陽病(下)163条 桂枝人参湯 2018.04.30 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【一六三条】 太陽病、外證未除而數下之、遂協熱而利、利下不止、心下痞鞕、表裏不解者、桂枝人參湯主之。方二十五。 太陽病、外證未だ除かざるに數(しば)しば之を下し、遂に協熱(きょうねつ)して利す、利下(... つづきを見る
120.太陽病(下)161条 旋覆花代赭石湯 2018.04.29 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【一六一条】 傷寒發汗、若吐、若下、解後、心下痞鞕、噫氣不除者、旋復代赭湯主之。方二十三。 傷寒汗を發し、若くは吐し、若くは下し、解(げ)して後、心下痞鞕し、噫氣(あいき)除かざる者は、旋復代赭湯(... つづきを見る
119.太陽病(下)159条 赤石脂禹餘粮湯 2018.04.28 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【一五九条】 傷寒服湯藥、下利不止、心下痞鞕、服瀉心湯已、復以他藥下之、利不止。 醫以理中與之、利益甚。理中者、理中焦、此利在下焦、赤石脂禹餘粮湯主之。 復不止者、當利其小便。赤石脂禹餘粮湯。方二十二... つづきを見る
118.太陽病(下)158条 甘草瀉心湯 2018.04.27 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【一五八条】 傷寒中風、醫反下之、其人下利、日數十行、穀不化、腹中雷鳴、心下痞鞕而滿、乾嘔心煩不得安。 醫見心下痞、謂病不盡、復下之、其痞益甚。 此非結熱、但以胃中虛、客氣上逆、故使鞕也。甘草瀉... つづきを見る
117.太陽病(下)157条 生姜瀉心湯 2018.04.26 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【一五七】 傷寒汗出解之後、胃中不和、心下痞鞕、乾噫食臭、脇下有水氣、腹中雷鳴下利者、生薑瀉心湯主之。方二十。 傷寒汗出でて之を解するの後、胃中和せず、心下痞鞕(ひこう)し、食臭(しょくしゅう)を... つづきを見る
116.太陽病(下)156条 五苓散 2018.04.25 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【一五六条】 本以下之、故心下痞、與瀉心湯。痞不解、其人渴而口燥煩、小便不利者、五苓散主之。十九(用前第七證方)。一方云、忍之一日乃愈。 本(もと)之を下すを以ての故に、心下痞す。瀉心湯(しゃしんとう... つづきを見る
115.太陽病(下)155条 附子瀉心湯 2018.04.24 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【一五五条】 心下痞、而復惡寒、汗出者、附子瀉心湯主之。方十八。 心下痞して復た惡寒し、汗出づる者は、附子瀉心湯(ぶししゃしんとう)之を主る。方十八。 【一五六条】 本以下之、故心下痞、與瀉心湯。痞不... つづきを見る