69.太陽病(中)77条~78条 心中懊憹(3) 2018.03.09 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【七七条】 發汗、若下之、而煩熱胸中窒者、梔子豉湯主之。三十九(用上初方)。 發汗し、若しくは之を下し、而(しこう)して煩熱胸中窒(ふさ)がる者は、梔子豉湯之を主る。三十九(上の初方を用う)。 【七八... つづきを見る
68.太陽病(中)76条 心中懊憹(2)催吐薬? 2018.03.08 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【七六条】 發汗後、水藥不得入口、為逆。若更發汗、必吐下不止。 發汗、吐下後、虛煩不得眠、 若劇者、必反覆顛倒、心中懊憹、梔子豉湯主之。 若少氣者、梔子甘草豉湯主之。若嘔者、梔子生薑豉湯主之。 發汗後... つづきを見る
67.太陽病(中)76条 心中懊憹(1)梔子豉湯 2018.03.07 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【七六】 發汗後、水藥不得入口、為逆。若更發汗、必吐下不止。 發汗、吐下後、虛煩不得眠、 若劇者、必反覆顛倒、心中懊憹、梔子豉湯主之。 若少氣者、梔子甘草豉湯主之。若嘔者、梔子生薑豉湯主之。 發汗後、... つづきを見る
66.太陽病(中)71~75条 五苓散 茯苓甘草湯 2018.03.06 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【七一条】 太陽病、發汗後、大汗出、胃中乾、煩躁不得眠、欲得飲水者、少少與飲之、令胃氣和則愈。若脉浮、小便不利、微熱、消渴者、五苓散主之。方三十四。(即猪苓散是) 太陽病、發汗後、大いに汗出で、胃中乾... つづきを見る
65.太陽病(中)70条 調胃承気湯 2018.03.05 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【七〇条】 發汗後、惡寒者、虚故也。不惡寒、但熱者、實也、當和胃氣、與調胃承氣湯。方三十三。(玉函云與小承氣湯) 發汗後、惡寒する者は、虚するが故なり。惡寒せず、但だ熱する者は、實するなり、當に胃氣を... つづきを見る
64.太陽病(中)69条 茯苓四逆湯 2018.03.04 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【六九】 發汗、若下之、病仍不解、煩躁者、茯苓四逆湯主之。方三十二。 發汗し、若し之を下し、病仍(な)お解せず、煩躁する者は、茯苓四逆湯(ぶくりょうしぎゃくとう)之を主る。方三十二。 この条文、短... つづきを見る
63.太陽病(中)68条 芍薬甘草附子湯 2018.03.03 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【六八】 發汗病不解、反惡寒者、虛故也。芍藥甘草附子湯主之。方三十一。 發汗するも病解(げ)せず、惡寒する者は、虚するが故なり。芍藥甘草附子湯(しゃくやくかんぞうぶしとう)之を主る。方三十一。 太... つづきを見る
62.太陽病(中)67条 苓桂朮甘湯 2018.03.02 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【六七】 傷寒、若吐、若下後、心下逆滿、氣上衝胸、起則頭眩、脉沈緊、發汗則經動、身為振振揺者、茯苓桂枝白朮甘草湯主之。方三十。 傷寒、若しくは吐し、若しくは下して後、心下逆滿し、氣上りて胸を衝き、起(... つづきを見る
61.太陽病(中)66条 腹脹満 2018.03.01 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【六六】 發汗後、腹脹滿者、厚朴生薑半夏甘草人參湯主之。方二十九。 發汗後、腹脹滿する者、厚朴生薑半夏甘草人參湯(こうぼくしょうきょうはんげかんぞうにんじんとう)之を主る。方二十九。 発汗後、腹部に... つづきを見る
60.太陽病(中)65条 奔豚 茯苓桂枝甘草大棗湯 2018.02.28 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【六五】 發汗後、其人臍下悸者、欲作奔豚、茯苓桂枝甘草大棗湯主之。方二十八。 發汗後、其の人臍下悸(き)する者は、奔豚(ほんとん)を作(な)さんと欲す、茯苓桂枝甘草大棗湯(ぶくりょうけいしかんぞうだい... つづきを見る
59.太陽病(中)64条 桂枝甘草湯ー心陽虚? 2018.02.27 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【六四】 發汗過多、其人叉手自冒心、心下悸欲得按者、桂枝甘草湯主之。方二十七。 發汗過多、其の人叉手(さしゅ)して自ら心を冒(おお)い、心下悸(き)し按ずることを得んと欲する者は、桂枝甘草湯之を主る。... つづきを見る
58.太陽病(中)63条 麻杏甘石湯 2018.02.26 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【六三】 發汗後、不可更行桂枝湯。汗出而喘、無大熱者、可與麻黄杏仁甘草石膏湯。方二十六。 發汗後、更(さら)に桂枝湯を行(や)るべからず。汗出でて喘し、大熱無き者は、麻黄杏仁甘草石膏湯(まおうきょうに... つづきを見る
57.太陽病(中)62条 新加湯ー身疼痛 2018.02.25 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【六二】 發汗後、身疼痛、脉沈遲者、桂枝加芍藥生薑各一兩人參三兩新加湯主之。方二十五。 發汗後、身疼痛し、脉沈遲の者、桂枝加芍藥生薑各一兩人參三兩新加湯(けいしかしょくやくしょうきょうかくいちりょうに... つづきを見る
56.太陽病(中)61条 乾姜附子湯 2018.02.24 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 【六一】 下之後、復發汗、晝日煩躁不得眠、夜而安靜、不嘔、不渴、無表證、脉沈微、身無大熱者、乾薑附子湯主之。方二十四。 之を下したる後、復た發汗し、晝日(ちゅうじつ)煩躁して眠を得ず、夜にして安靜、嘔... つづきを見る
55.太陽病(中)56条 衄 桂枝湯 2018.02.23 筆者 : 金澤秀光 鍼灸師が読む 『傷寒論』 56条を除く、49条から60条までは、後人の攙入だと思われるので、これらには原文と読み下し文のみを文末に掲載し、解説を加えず進みます。 【五六】 傷寒、不大便六七日、頭痛有熱者、與承氣湯。其小便清(... つづきを見る