ブログ「鍼道 一の会」

8/22 養生講座~身体学~

体の使い方

 いおり鍼灸院スタッフの三谷です。

 今回の永松先生の講座は、「立禅」。

 「座禅」は瞑想を座っておこなっているのですが、立った状態で瞑想を行うわけですから「座禅」よりも高度になってきます。

 座った瞑想を基礎として、日常生活でどのように応用するのかといった具体的な方法です。

 そこで、瞑想を日常生活に取り入れていくには、動きながらでも座っている時の様な瞑想状態を維持できるようになることでさらに体を楽に使えます。

 ちなみに、瞑想とはボーっとするのとは逆に、自分の心の動きと五感を研ぎ澄ますための方法です。

立禅の指導中の永松先生

 その立禅の基本は、

 1.立身中正  2.二目平視  3.虚領頂頸  4.含胸抜背  5.沈肩遂肘  6.気沈丹田

 7.円股  8.三尖相照  とに分けてご指導いただきました。

 中でも特に今回、二目平視と三尖相照がよりリアルに立体感をもって感じることができました。

 視線と手の向きと股関節の向きと丹田の向きをすべてそろえた時とバラバラの時とでは、相手から受ける印象が全く異なりました。

 この感覚は、ぜひ一度実際に受けてみて、実感して頂きたいと思います。



 身体学のような体を使って行うことは、実際に触れてその場で実感して頂くのが、一番早く学びとる手段だからです。

 資料を見て出来るのであれば、武道の世界に『口伝の技』などは必要ありません。
 その場で一緒に共感しながら進めると、より一層理解が深まるので、是非一度永松先生の身体学を受講してみてください。

 ( 筆者 : 三谷知範 )



次回の永松先生の身体学は9/26(土)

大阪府大阪市淀川区西中島3丁目20 「7colors Music School」にて行います。
詳しくはいおり鍼灸院HP「一の会養生講座」の方に載せていますでそちらをご覧ください。

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